東京ビッグサイト(東京都江東区)で28~30日に開催された国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)87」の「コスプレエリア」では、人気キャラクターに扮(ふん)したコスプレーヤーが自慢の衣装を披露していた。コミケでは毎回、そのときの流行を反映したコスプレが披露されるが、今回は、ここ1、2年で人気の「艦隊これくしょん −艦これ−」が“定番化”していたほか、「ラブライブ!」も人気を集めていた。
ウナギノボリ
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「ラブライブ!」は、作中に登場するアイドルのステージ衣装以外にも、メイド風、チャイナドレス風などのコスプレが登場。「艦隊これくしょん −艦これ−」は定番となっている島風や金剛のほかにも、プリンツ・オイゲン、天津風、熊野、響、間宮などさまざまなキャラクターのコスプレーヤーの姿が見られた。ほかにも「プリパラ」「ダンガンロンパ」「甘城ブリリアントパーク」「東京喰種−トーキョーグール−」なども人気だった。
コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。コミケが雨で始まったのは、2012年12月30日に開催されたコミケ83の2日目以来。コスプレは近年、“長もの”と呼ばれる小道具の使用を認めたり、撮影が可能なエリアを拡大するなどルールが変更された。2012年冬から撮影が可能になったエントランスは、東京ビッグサイトを背景に撮影できることもあり、多くのコスプレーヤーが集まっていた。コミケでコスプレをするには1日当たり800円の登録料が必要。
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