人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が27日、新宿ピカデリー(東京都新宿)で開催された「ガンダム Gのレコンギスタ」の最終回の上映会に登場した。“毒舌家”として知られ、自身の作品も厳しく自己批判することがある富野監督は「(ファンの)皆さんに石を投げられるつもりで、来ました。作品が面白くないのは監督のせい。時間をかけてこんなふうにしかならなかった」と“富野節”で語った。また、最終回で多くのキャラクターが生き残ることについて、富野監督は「この年になると“皆殺しの富野”は辞めたいな……。自分のレッテルが嫌で」と明かした。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
最終回の上映が終わり、観客からスタンディングオベーションが起こると、富野監督は「(作品が)分かりにくくて、ドタバタドタバタしてすみません」と謝りながら「本当にありがとうございました。年寄りを褒めると、図に乗るので気をつけたい」と照れ笑いを浮かべてファンに頭を下げた。
上映会には主人公・ベルリ役の石井マークさんのほか、声優の佐藤拓也さん、逢坂良太さん、鶏冠井(かいでん)美智子さん、キャラクターデザインの吉田健一さん、メカニカルデザインの安田朗さん、形部一平さん、デザインのコヤマシゲトさんが登壇した。
「ガンダム Gのレコンギスタ」は、「機動戦士ガンダム」の35周年記念作品の一つで、富野監督が同シリーズの長編作品を制作するのは、2005~06年に3部作として公開された劇場版アニメ「機動戦士Zガンダム」以来8年ぶり、テレビシリーズは「∀ガンダム」以来15年ぶり。ファーストガンダムの宇宙世紀の次の世紀となる「リギルド・センチュリー」を舞台に、軌道エレベーターを守る組織のキャピタル・ガードのパイロット候補生ベルリ・ゼナムの冒険が描かれている。最終回で、73歳の富野監督が井荻翼(いおぎ・つばさ)という名義で声優に初挑戦していることも話題になっている。
高橋しんさんの人気マンガ「最終兵器彼女」が、小学館のウェブサービス「ビッコミ」で全話無料配信をスタートした。4月27日から神戸マルイ(神戸市中央区)で同作のポップアップストアがオ…
電撃文庫(KADOKAWA)の人気ライトノベルが原作のテレビアニメ「魔法科高校の劣等生」の第3シーズンのスティープルチェース編のPV、キービジュアルが公開された。さまざまな思惑が…
暁なつめさんのライトノベルが原作のアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)」のテレビアニメ第3期の放送を記念して、マンガ「ポプテピピック」などで知られる大川ぶくぶさんが描…
テレビアニメ「ポケットモンスター」(テレビ東京系)の5月3日に放送される第48話「輝け!炎とアートのきらめき」に、パルデア地方ボウルタウンのジムリーダー・コルサと、チャンピオンラ…
「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガが原作の劇場版アニメ「ルックバック」の入場者特典として、原作のネームを全ページ掲載した「Original Storyboar…