俳優の神木隆之介さんが8日、東京都内で行われた人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さん主演の映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(宮藤官九郎監督)の会見に登場した。神木さんと長瀬さんとの共演はフジテレビのドラマ「ムコ殿」以来15年ぶりで、長瀬さんが「15年前はまだ(神木さんが)ちっちゃかったですよ。こんなにたくましくなっちゃって……」としみじみ語ると、神木さんは苦笑しつつ「そのときに長瀬さんが(今の)僕と同い年だったんですって。その話を聞いて、ああ、すごいな、(また共演できて)うれしいなと思いました」と感慨深げに語った。
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劇中で、地獄でロックバンドを率いる赤鬼役を演じる長瀬さんは、自身の役について「僕しかいないですよね」と自信満々。また、不慮の事故で地獄に落ちてしまい、現世へ戻るため長瀬さんの特訓を受ける高校生役を演じる神木さんは「(演じる高校生は)地獄に落ちる要素が満載だなという役。『だから地獄に落ちたんだろう』といらつかせる、いかに(周囲を)イライラさせるかが僕の中で勝負でした」と語った。宮藤監督は神木さんの起用理由について「地獄で拷問を受けている高校生といったときに神木君が一番(最初に思い浮かんだ)……。神木くんいじめたら楽しいだろうなと思ったんですよね。いい顔するんですよ」と明かした。会見には神木さん、長瀬さん、森川葵さん、清野菜名さん、宮藤監督が出席した。
映画は、修学旅行中に事故で地獄へ落ちてしまった普通の高校生・大助(神木さん)が、地獄農業高校の軽音部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼・キラーK(長瀬さん)と出会い、クラスメートに告白したい一心でキラーKの特訓を受けて生還を目指し奮闘する……というストーリー。追加キャストとして尾野真千子さん、森川葵さん、桐谷健太さん、清野菜名さん、古舘寛治さん、皆川猿時さん、古田新太さんが出演することも発表されている。2016年2月公開予定。
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