マンガ新連載:「修羅の刻 昭和編」 10年ぶりの「刻」シリーズ新章

川原正敏さんの「陸奥圓明流外伝 修羅の刻 昭和編」が表紙を飾った「月刊少年マガジン」(講談社)10月号
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川原正敏さんの「陸奥圓明流外伝 修羅の刻 昭和編」が表紙を飾った「月刊少年マガジン」(講談社)10月号

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。川原正敏さんの人気格闘マンガ「修羅の門」の外伝シリーズの新作「陸奥圓明流外伝 修羅の刻(とき) 昭和編」が、5日発売の「月刊少年マガジン」(講談社)10月号で始まった。

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 第1話では、「修羅の門」の主人公・陸奥九十九(むつ・つくも)が生まれる前の昭和時代が舞台。「不破」と呼ばれるひょうひょうとした男性が、海を眺めるシーンから始まり、その男性が町を歩いていたところガラの悪い男と肩がぶつかり、絡まれる……というシーンが描かれる。

 ◇講談社 月刊少年マガジン編集部  山野史郎さん

 今月から連載がスタートする「陸奥圓明流外伝 修羅の刻 昭和編」は雷電為右衛門編以来10年ぶりの「刻」シリーズ新章となります。

 その待望の物語の主な登場人物は3人。「修羅の門 第弍門」にも登場した山田さん=不破現、そしてケンシン・マエダ、さらに九十九のお母さん陸奥静流。

 3人がどのように出会い、いかなる話を紡いでいくのか……。私は実はもうラストまで知っておりますが、いつもの「刻」シリーズより青春感に満ちていて、一味違う「修羅の刻」になっているかと。

 川原先生も「修羅」シリーズを描く上で重要なピースになるといっている「昭和編」を皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです。

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