米俳優のキアヌ・リーブスさんが30日、東京都内で行われた主演映画「ジョン・ウィック」(チャド・スタエルスキ監督)ジャパンプレミアの舞台あいさつに登場した。リーブスさんが同作中で柔道技を披露していることから、ゲストに柔道男子で五輪3連覇の偉業を持つ柔道家の野村忠宏さんが登場する場面も。次回作で使ってほしい柔道技を聞かれた野村さんが「実戦的に使えるのは、あとは大外刈りがあるのかな」と提案すると、リーブスさんは「銃を持ちながらでもできますね」と笑顔で同意。その場で大外刈りのポーズを披露するなどノリノリで、会場に集まった約600人のファンを沸かせた。
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リーブスさんは、同作のアクションのために初めて柔道の技を3~4カ月練習したことを告白。「初心者として取り組んだわけですけど、足の場所とかつかみ方とかいろんな動きが組み合わさってるんだと思いました」と初挑戦の柔道の感想を語った。ハードな練習をしたリーブスさんを讃えて野村さんから“黒帯”をプレゼントされる一幕も。「ジョンウィック」と書かれた黒帯を手にしたリーブスさんは「すばらしいです」とにっこり笑って喜んだ。
舞台あいさつ前にはレッドカーペットイベントも開催。集まった約300人のファンに対し写真撮影やサインなどのサービスを行い、歓声を浴びていた。
「ジョン・ウィック」は、ロシアンマフィアにすべてを奪われた元殺し屋(リーブスさん)が、ニューヨークを舞台にたった一人で組織に立ち向かい、壮絶な復讐(ふくしゅう)劇を繰り広げるアクション作品。10月16日から全国で公開。
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