アニメディア:学研のアニメ誌が創刊35年で初の重版 「おそ松さん」人気で「アニメージュ」に続き

重版されることになった「アニメディア」2月号(左)と「オトメディア」2月号
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重版されることになった「アニメディア」2月号(左)と「オトメディア」2月号

 9日に発売された月刊アニメ誌「アニメディア」と「オトメディア」(ともに学研プラス)2月号が重版されることが14日、分かった。「アニメディア」は女性アニメファンから支持を集めているテレビアニメ「おそ松さん」のピンナップ、「オトメディア」は同作の付録のクリアファイルが人気で、売り切れ店が続出しているといい、「アニメディア」は1981年の創刊から35年で初めて重版されることになった。「アニメディア」は27日ごろ、「オトメディア」は25日ごろに重版分がそれぞれ店頭に並ぶ予定。

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 「おそ松さん」が表紙の「月刊アニメージュ」(徳間書店)2月号も売り切れ店が続出し、「機動戦士ガンダム」のマチルダが表紙を飾った1980年3月号以来、約36年ぶりに重版されることが話題になっている。さらに、同作のポスターが付録の月刊アニメ誌「PASH!」(主婦と生活社)1、2月号もそれぞれ重版され、アニメ誌は“おそ松バブル”に沸いているようだ。

 「アニメディア」の編集部は「お客様、販売店様からの多数の問い合わせを頂戴した結果、昨年末の部数決定時に急きょ初刷部数を増やす対応をいたしましたが、適切な部数を発売日に送り届けることができませんでした。より多くのアニメファンのみなさまに、さまざまなアニメ作品の情報やビジュアルを楽しんでいただきたいという思いから、このたび『アニメディア』2月号および『オトメディア』2月号の重版を決定いたしました」とコメントしている。

 「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」を約27年ぶりにテレビアニメ化。おそ松ら六つ子が成長して大人になった姿が描かれている。櫻井孝宏さんや神谷浩史さんら人気声優が六つ子を演じており、過激なギャグやパロディー描写などが女性アニメファンを中心に人気を集めている。

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