メッセンジャー黒田:名古屋初レギュラーで“猫かぶり”? 「地を出すと嫌われるんで」

テレビ愛知の新情報バラエティー番組「データで解析! サンデージャーナル」の初回収録を行った黒田有さん
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テレビ愛知の新情報バラエティー番組「データで解析! サンデージャーナル」の初回収録を行った黒田有さん

 お笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有(たもつ)さんが16日、テレビ愛知(名古屋市中区)で、新番組「データで解析! サンデージャーナル」の初回収録後に会見した。黒田さんとタレントの石原良純さん、いとうまい子さんが出演し、名古屋の政治、経済、文化を、東京や大阪と比較する情報バラエティー番組で、名古屋のテレビ番組に初めてレギュラー出演する黒田さんは、石原さんから「(きょうは)猫をかぶっていたかも」と振られると、「名古屋でレギュラーが終わるとキツいんで、1、2回目はちょっと……。地を出すと嫌われるんで」と冗談めかして撮影を振り返った。

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 一方で、黒田さんは「初めてみそカツを食べましたけど“ごっつい”ですね」と味の濃さに驚いた様子で「吐きましたよ」と持ち味の毒舌を発揮。すかさず、長年、同局でレギュラー番組を持っている石原さんが「名古屋でみその悪口を言っちゃダメ!」とたしなめた。さらに、名古屋の女性の印象を聞かれると「『三大ブス』って言われている印象しかない」とぶった切り、石原さんに「ツーアウトだよ!」と突っ込まれるなど、絶妙のチームワークを見せていた。

 番組では、データを駆使し、東京や大阪と比較することで、名古屋市をはじめとする東海地方の強みや弱みなどを検証し、明らかにする。神奈川県出身の石原さんが東京代表、名古屋市出身のいとうさんが名古屋代表、黒田さんが大阪代表という立場で、識者や専門家に疑問をぶつけていく。

 黒田さんは「名古屋のいいところは見習いたいし、大阪のいいところを名古屋に教えることができたら、全国的に景気が上向きになるのではという大きな構想を持った番組」、石原さんは「いろいろな数字を基に日本の未来、名古屋の未来を占う番組」と紹介。いとうさんは「私も勉強をしなくちゃいけないし、見ている人も勉強になるのでは。皆さんと一緒に名古屋をより良くしていきたい」と意気込んだ。

 初回は、年間800万円だった名古屋市議の議員報酬が、今年度から1455万円に引き上げられたことをテーマに取り上げ、名古屋市を含む全国20の政令市、東京都の区議の報酬額を比較する。17日から愛知県で毎週日曜午後3時から放送。

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