ひるね姫:神山健治監督の新作劇場版アニメが17年公開 父と娘の物語

「ひるね姫~知らないワタシの物語~」の主人公・森川コネ(左)tpハーツのデザイン画(C)2017 ひるね姫製作委員会
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「ひるね姫~知らないワタシの物語~」の主人公・森川コネ(左)tpハーツのデザイン画(C)2017 ひるね姫製作委員会

 アニメ「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズなどで知られる神山健治監督の新作劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」が2017年に公開されることが18日、分かった。2020年の東京五輪を目前にした岡山を舞台に“父と娘の物語”が描かれる。

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 スタッフは、「猫の恩返し」の森川聡子さんがキャラクター原案、「ベイマックス」のコヤマシゲトさんがロボットに変形するサイドカー・ハーツのデザイン原案を手がける。主人公・森川コネやハーツのデザイン画、舞台となる岡山県倉敷市児島の背景美術が公開された。

 神山監督は「重苦しい現実と対峙(たいじ)していかなければならない時代に、アニメーション映画がやるべきことは何か? 自問自答していたある日、『自分の娘に見せたい映画を作ったらどうだ』と言われふっと天真らんまんな女の子とお父さんの物語が浮かんできました。でも、これがなかなか一筋縄ではいかず、どうしたら娘に見てもらえるかを考えながら奮闘する毎日でした。この物語は、あるミニマムな個人の思いに寄りそった『父と娘の物語』です」とコメントしている。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督・脚本:神山健治▽キャラクター原案:森川聡子▽ハーツ・デザイン:コヤマシゲト▽作画監督:佐々木敦子▽制作スタジオ:シグナル・エムディ

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