人気テレビアニメ「おそ松さん」のイベント「フェス松さん ’16」が8日、幕張メッセイベントホール(千葉市美浜区)で開催された。おそ松役の櫻井孝宏さんやカラ松役の中村悠ーさん、チョロ松役の神谷浩史さんら六つ子の声優陣に加え、トト子役の遠藤綾さん、イヤミ役の鈴村健一さんらも登場。謎が多かった最終回「おそまつさんでした」の裏話を明かした。
ウナギノボリ
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イベントは午後2時からの昼の部、午後6時からの夜の部の2回が開催され、それぞれ約6500人のファンが集まった。夜の部では「全話ふりかえり松!」と題して“一番ひどかったエピソード”について語ることになり、神谷さん、櫻井さんらが最終回「おそまつさんでした」を取り上げた。
最終回は、六つ子たちが野球のような“センバツ大会”に挑戦するという謎の多い展開で、櫻井さんが「何のセンバツだったんでしょうね?」と話すように、声優陣にも詳細は説明されていなかった様子。中村さんは「あの最終回の台本を提出して、誰も怒らなかったんでしょ?」、神谷さんは「その前がシリアスな話で、来週どうなるんだろう?と話していた。(シリアスな話がうやむやになって)何で?とならなかった」と明かした。
イベントでは声優陣が朗読劇なども披露。最後には、声優陣と会場に集まったファンが最終回に登場した「第四銀河大付属高校校歌」を合唱した。
「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」を約27年ぶりにテレビアニメ化。昨年10月~今年3月に放送され、おそ松ら六つ子が成長して大人になった姿が描かれた。櫻井孝宏さんや神谷浩史さんら人気声優が六つ子を演じ、過激なギャグやパロディー描写などが女性アニメファンを中心に人気を集めた。映像ソフトやグッズの売り上げも好調で、表紙を飾ったアニメ雑誌が重版されるなどブームとなった。
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