とと姉ちゃん:「電影少女」マンガ家・桂正和が登場 三姉妹イラストも 「タイバニ」つながり?

「とと姉ちゃん」に出演した桂正和さん=NHK提供
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「とと姉ちゃん」に出演した桂正和さん=NHK提供

 「ウイングマン」「電影少女」などで知られるマンガ家の桂正和さんが、14日に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」の第88回に登場した。桂さんは、雑誌「スタアの装ひ」第2号を主人公・常子(高畑充希さん)たちが売る本屋役として出演。「とと姉ちゃん」の公式サイトでは、桂さんが常子、鞠子(相楽樹さん)、美子(杉咲花さん)の3姉妹を描いたイラストも公開された。イラストは“特製アイコン”として同サイトでダウンロードできる。

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 「とと姉ちゃん」の脚本を手がける西田征史さんは、桂さんがキャラクター原案を手がけたアニメ「TIGER BUNNY」(タイバニ)のシリーズ構成・脚本を担当。7日放送の「とと姉ちゃん」の第82回には「タイバニ」の鏑木・T・虎徹役などで知られる声優で俳優の平田広明さんが登場したことも話題になった。

 桂さんは「とと姉ちゃん」に出演したことについて「懐が広いスタッフの方々および脚本の西田さんのおかげで、ドラマに参加でき大感激しています。ですが、いざ撮影となると、頭が真っ白になるくらい緊張してしまい……。すいませんでした。画面上、変な違和感を出してなければいいんですが……」とコメント。また、イラストについて「今回、ありがたいことに3姉妹の似顔絵の依頼いただきまして、これは恩返しをするチャンスだ!とばかりに、感謝の気持ちを込めて描かせていただきました。このドラマから僕が感じてる、柔らかく優しい空気を出せるよう描きました」と話している。

 桂さんは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で「ウイングマン」「電影少女」「I’’s」などを連載してきたことで知られる人気マンガ家。人気グループ「嵐」の松本潤さん主演のドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS系)に出演したことも話題になった。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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