桑田佳祐:映画主題歌8年ぶり書き下ろし 監督・内村光良が直筆オファー

内村光良さんが脚本・監督・主演の映画「金メダル男」で主題歌を担当する桑田佳祐さん
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内村光良さんが脚本・監督・主演の映画「金メダル男」で主題歌を担当する桑田佳祐さん

 歌手の桑田佳祐さんが、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが脚本、監督、主演を務める映画「金メダル男」で主題歌を担当することが27日、明らかになった。タイトルは「君への手紙」で、桑田さんが2008年公開の映画「闇の子供たち」以来、8年ぶりにソロ名義で映画の主題歌を書き下ろした。

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 内村さんは“この映画の主題歌は桑田さんしかいない”という思いで、作品のDVDと直筆の手紙を添えて桑田さんにオファー。DVDを見てから1週間後、桑田さんから「最後は不覚にも泣けました。その根底には、ご家族や共演者を見守る、とても温かく誠実なウッチャンの目線が感じられ、ご自身の自己戯画的な描き方は、まさに久しぶりの『社長漫遊記』や『無責任』シリーズと居並ぶ、喜劇の傑作だと思いました」という手紙とともに、新曲「君への手紙」が内村さんの元に届けられたという。

 中学生の頃に、サザンオールスターズの楽曲「勝手にシンドバッド」を聞いてファンになったという内村さんは「現在までサザンオールスターズ、桑田さんはずっとずっと特別な存在です。自分の人生の節目には いつもサザンの、桑田さんの歌声がありました」と明かし、「『君への手紙』というタイトルで贈られてきた時、男泣きしました。自分にとって一生の曲となりました」とメッセージを寄せている。

 「金メダル男」は、内村さんが11年に行った一人舞台「東京オリンピック生まれの男」をもとにしたエンターテインメント作品。何度失敗しても決してめげずに立ち上がり、さまざまな「一等賞」に全力で向かって思いがけずチャンスをつかんでいく主人公の生き方を、昭和の高度経済成長期からバブル崩壊を経て平成まで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描いている。同名の長編小説もある。映画は10月22日公開。

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