人気アニメ「おそ松さん」と歌舞伎がコラボすることが31日、明らかになった。松竹演劇開発企画部が企画、監修し、テレビアニメを制作したstudioぴえろが描き下ろしたイラストを使用した歌舞伎揚、アクリルキーホルダー、巾着、あぶら取り紙などが発売される。「おそ松さん」は、野球日本代表「侍ジャパン」などさまざまなコラボが話題になっており、歌舞伎との異色のコラボも注目されそうだ。
ウナギノボリ
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コラボイラストでは、カラ松が江戸の粋を体現する“男の中の男”の花川戸助六、一松がネコ耳の源九郎狐、トド松が女方の雪姫になるなど六つ子が歌舞伎の役柄に“変身”している。また、おそ松は仔獅子の精、チョロ松は松王丸、十四松は一條大蔵卿を演じている。
グッズは、天乃屋の歌舞伎揚(700円)、アクリルキーホルダー(全6種、各800円)、缶バッジ(全6種、各400円)、クリアファイル(350円)、手ぬぐい(1000円)、手鏡(1000円)、巾着(1200円)、あぶら取り紙(500円)をラインアップ。9月16日から松竹歌舞伎屋本舗(東京都千代田区)や、新宿ピカデリー(東京都新宿区)、大阪ステーションシティシネマ(大阪市北区)などの映画館、通販サイト「Froovie」で販売される。
また、オンラインショップ「楽天アプリ市場コレクション」では9月16日から、のれんやポスターなどのコラボグッズが当たるくじを販売。空くじなしで1回500円。ファミリーマートでは9月16日から、マルチコピー機「コンテンツプリントサービス」でブロマイドを販売する。価格はL判が200円、2L版が300円。
「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」を約27年ぶりにテレビアニメ化。2015年10月~16年3月に放送され、おそ松ら六つ子が成長して大人になった姿が描かれた。櫻井孝宏さんや神谷浩史さんら人気声優が六つ子を演じ、過激なギャグやパロディー描写などが女性アニメファンを中心に人気を集めた。映像ソフトやグッズの売り上げも好調で、表紙を飾ったアニメ雑誌が重版されるなどブームとなっている。
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