俳優の山本耕史さんが23日、大坂城跡(大阪市中央区)で行われた「戦国・ザ・リアル at 大坂城」発表セレモニーに出席。山本さんは、NHK大河ドラマ「真田丸」で石田三成を演じ、大阪城について「(三成は)関ケ原で命を落とすので、大坂夏の陣や冬の陣に参加していませんが、『真田丸』の軸となる部分なので、感慨深いですね。(大阪城を前に)わくわくすると同時に、切ない感じもします。つい先日まで三成を演じていて、自分の中で熱いものがこみ上げてくる」と興奮ぎみに話した。
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「戦国・ザ・リアル at 大坂城」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)と大阪城がコラボレーションし、12月16日~来年3月12日の期間限定で開催される城を背景にしたプロジェクションマッピングをしながら花火や音響といった特殊効果を取り入れた“スペクタル・ライブショー”。USJが展開する「ユニバーサル・クールジャパン2017」第2弾の企画として開催される。ショーのほか、大坂夏の陣、冬の陣をイメージしたプログラムや、西の丸庭園では戦国時代の楽市・楽座の装いの夜店も出店される。
セレモニーは、大坂城跡内の西の丸庭園内の特設ステージで行われ、山本さんのほか、同ドラマで真田昌幸を演じている草刈正雄さん、松井一郎・大阪府知事、吉村洋文・大阪市長、USJのJ.L.ボニエCEOも出席した。
山本さんは同ライブショーについて「日本が世界に誇るものはたくさんありますが、日本の美はこういうところにあると思います」といい、「エンターテインメントのイベントとして、(城を使って)やってはいけないのかなという思いもある。ですが、思い切ってやることで、世界も注目してくれると思います」と期待を寄せた。
さらに「始まったら、こっそりプライベートで来たいと思うのですが“別のルート”で見させてもらえないのでしょうか」と冗談まじりにチケットを“おねだり”すると、ボニエCEOから「もちろんです」という確約をもらい、笑顔を見せた。
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