名探偵コナン:新たな“始まりのエピソード” 完全新作が「金曜ロードSHOW!」で放送

新作アニメ「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」のキービジュアル (C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 2016
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新作アニメ「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」のキービジュアル (C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 2016

 人気アニメ「名探偵コナン」の完全新作2時間スペシャル「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」が12月9日に「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で放送されることが16日、明らかになった。原作者の青山剛昌さんが全面監修し、物語の原点となるテレビアニメ第1話「ジェットコースター殺人事件」(1996年1月8日放送)をもとに、当時、描ききれなかったそれぞれのキャラクターの行動や気持ちといったディテールを肉付けするなど、その後に続く800話以上につながる伏線も張り巡らせた、全く新しい“始まりのエピソード”が誕生する。

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 「名探偵コナン」は、小学生探偵のコナンが、次々と起こる難事件を解決する人気マンガで、94年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載。96年からテレビアニメが放送され、97年からは劇場版アニメも製作されている。テレビアニメ第1話「ジェットコースター殺人事件」は、高校生探偵の工藤新一が、黒ずくめの男の取引現場を目撃したことから、組織が新開発した毒薬を無理やり飲まされて子供の姿になってしまうという展開だった。

 完全新作「エピソード“ONE”」は、テレビアニメ放送20周年を記念した2時間スペシャル。黒ずくめの組織に従い毒薬「APTX4869」を開発するシェリー(灰原哀)らも新たに登場し、コナンと出会う前の少年探偵団や阿笠博士、コナンが家に転がり込む前の毛利小五郎らも描かれるほか、第1話で新一と蘭が運命のトロピカルランドでデートすることになった理由など、謎に包まれていた部分も明らかにされる。主要キャラクターの魅力、黒ずくめの組織との関係など「名探偵コナン」の世界観をしっかりと把握できる内容になっているという。

 読売テレビの諏訪道彦プロデューサーは「アニメコナン20周年企画の締めくくりとして、第1話に至るまでの新一と蘭の関係、新一と遭遇することになるジンとウォッカや他のメンバーたち黒ずくめの組織の動きなど、20年前にはお見せできなかった部分を含めすべて新作2時間スペシャルとして視聴者のみなさまにお届けします。特に後に灰原哀となる黒ずくめの組織の一員・シェリーの研究する薬の秘密や、その組織が狙う本当の目的など、期せずして名探偵コナンストーリーの核心となっていくことになる、まだ誰も知る由もない事実は、見る人の興味を強く引き付けることになるでしょう。あの日、あの時、それぞれの場所でホントは何があったのか。今初めてその黒いベールを脱ぐ衝撃的なスペシャル番組の登場です」とコメントしている。

 「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」は12月9日午後9時から。

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