東京コミコン2016:アメコミ、サブカルの世界的祭典が日本に スタン・リー、竹内涼真らがテープカット

2日に開幕した「東京コミコン2016」
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2日に開幕した「東京コミコン2016」

 米シリコンバレーで6万人を動員したポップカルチャーの祭典「コミコン」の姉妹イベント「東京コミックコンベンション2016(東京コミコン)」が2日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した。「コミコン」が日本で開催されるのは初めて。開幕に先立って行われたオープニングセレモニーには「スパイダーマン」や「アイアンマン」の原作者のスタン・リーさんやイベントの日米親善大使の竹内涼真さんらが出席し、テープカットも行われた。4日まで開催。

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 「コミコン」は、米国サンディエゴやニューヨーク、シリコンバレーなどで開催されているアメコミやゲーム、ハリウッド映画などポップカルチャーの祭典で、現在ではシンガポールやタイなど世界各地でも開催されている。「東京コミコン」は、リーさんとアップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアックさんのプロデュースで今年3月に開催された「シリコンバレーコミコン」と提携して開催される日本初のイベント。

 東京コミコンでは、23日に公開される大人気シリーズの第6弾「バイオハザード:ザ・ファイナル」(ポール・W・S・アンダーソン監督)の公開記念ブースを設置し、ヒロイン・アリスが劇中で着用している衣装や劇中で使用されたものと同じ型のバイク、銃器類などを展示。また、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の「デロリアン」や、「スーパーマン」のオブジェなども展示されている。

 また、アメコミ、ハリウッド作品以外では荒川弘さんの人気マンガを実写化した映画「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(曽利文彦監督、2017年12月公開)に登場するディーン・フジオカさん演じるロイ・マスタング大佐の衣装が初披露されるほか、小栗旬さん主演の映画「ミュージアム」(大友啓史監督)に登場する“カエル男”の劇中衣装なども展示されている。

 このほか、リーさんと東京コミコンの日米親善大使に起用された俳優の竹内涼真さんのトークセッションなどのステージイベントや、アメコミやハリウッド、海外ドラマ、ゲームなどをテーマにしたコスプレフェスティバルなども実施。一般企業・個人によるブース出展や日本各地の「食」をテーマにした飲食エリアも設置される。

 開催期間は2~4日で、2日はプレビューナイト。入場券は一般2000円(前売り1800円)、中高生は1000円(前売り900円)、小学生以下は無料。3日間で3万人の動員を見込んでいる。

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