M-1グランプリ2016:12代目王者は「銀シャリ」 “三度目の正直”に「良い人生でした」

「M-1グランプリ2016」で12代目チャンピオンに輝いた「銀シャリ」
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「M-1グランプリ2016」で12代目チャンピオンに輝いた「銀シャリ」

 漫才コンテスト「M-1グランプリ2016」(ABC、テレビ朝日系)の決勝戦が4日、東京都内で行われ、お笑いコンビ「銀シャリ」が12代目チャンピオンの称号を勝ち取り、出場した3503組の頂点に立った。「和牛」「スーパーマラドーナ」との最終決戦を制した銀シャリの鰻和弘さん(33)は「ありがとうございます!」と感極まった表情を見せつつ、「33歳なんですけど、良い人生でした」と笑わせ、相方の橋本直さん(36)も「やりました。『和牛』も『スーパーマラドーナ』もすごかったので、祈るしかなかったです」と振り返った。

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 「銀シャリ」は、2005年結成、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。10年、15年に続く3回目の決勝進出で優勝を勝ち取り、賞金1000万円を獲得した。

 同コンテストは、01年からスタートし、「中川家」や「フットボールアワー」、「ブラックマヨネーズ」、「チュートリアル」らがグランプリを受賞するなど人気タレントを輩出した。10年にいったん終了したが、昨年5年ぶりに復活し、敗者復活戦から勝ち上がった「トレンディエンジェル」が11代目王者の称号を勝ち取っていた。

 今年は3503組がエントリー。決勝に出場したのは「ハライチ」(決勝出場は4回目、以下決勝出場回数)、「銀シャリ」(3回目)、「スーパーマラドーナ」、「スリムクラブ」(ともに2回目)、「カミナリ」、「アキナ」、「相席スタート」、「さらば青春の光」(いずれも初)、敗者復活戦から勝ち上がった「和牛」(2回目)の9組。

 決勝の模様は午後6時半~9時で生放送され、審査員はお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが約6年ぶりに復帰したほか、「博多華丸・大吉」の博多大吉さん、「オール阪神・巨人」のオール巨人さん、上沼恵美子さん、「中川家」の礼二さんが務めた。司会はお笑いタレントの今田耕司さんと女優の上戸彩さんが5大会連続で務めた。

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