明石家さんま:芸歴42年で連ドラ初プロデュース ジミー大西の半生描く

連続ドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」のメーキングシーン(C)2016YDクリエイション
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連続ドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」のメーキングシーン(C)2016YDクリエイション

 お笑いタレントの明石家さんまさんが、タレントで画家のジミー大西さんの半生を描く動画配信サービス「ネットフリックス」のオリジナル連続ドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」を企画、プロデュースをしたことが12日、明らかになった。さんまさんが連続ドラマをプロデュースするのは芸歴42年目にして初めて。ドラマは、ジミー大西さんの“ありえへん”実話を基に、さんまさんとジミー大西さんの出会いから15年にわたる交流を描く。若き日のジミー大西さんを中尾明慶さん、さんまさんを小出恵介さんが演じる。

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 1980年代、幼い頃から失敗ばかりで、高校卒業後、吉本興業の舞台進行の見習いをしていた大西秀明(中尾さん)が、人気絶頂の明石家さんま(小出さん)と出会い、さんまから面白がられ身の回りの世話を許され、クビになる危機を救われ、「ジミー大西」と芸名を付けられ、売れっ子芸人へと導かれていく……。やがて芸人として成功するが、自分に力はなく、人気はさんまから与えられていると感じていた大西は、ある日、テレビ番組の企画で絵を描くことになり……という展開。

 中尾さん、小出さんのほか、尾上寛之さん、六角慎司さん、宇野祥平さん、中村靖日さん、八十田勇一さん、木南晴夏さん、中村育二さん、濱田マリさんも出演。監督は「101回目のプロポーズ」「BOSS」シリーズ(ともにフジテレビ系)などの光野道夫さんが務める。2017年夏に約190カ国で、全9話が一挙に配信される。

 さんまさんは「昔から、テレビなどでジミーの話をさせていただいたら、誰もが驚いて爆笑するんですよ。だからいつか映像にできへんかなと思ってました」と明かし、「うそみたいな話ばっかりなんですけど、全部本当なんです。むしろ全部本当の話以下! そのくらいしかお見せできません」とコメント。ジミー大西さんも「はい。全部本当の話で間違いありません」とメッセージを寄せている。

 小出さんは「さんまさんを演じるってすごいこと。お話をいただいたときはうれしかったですが、お受けするかは正直とても悩みました」とコメント。中尾さんは「話をいただいたときには動揺しましたし、自分にできるのかという不安でいっぱいで、撮影中はずっと必死でもがいている感じでした」と振り返り、「ジミーさんは個性的で面白い方。『まねはしなくていいから、お前が考えてお前なりにやってくれればいい』とさんまさんもおっしゃってくださって、気持ちが楽になりました。すごく難しいけれど、とてもやりがいがありました」と話している。

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