昨年末で解散した人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが15日、東京都内で行われた主演映画「無限の住人」(三池崇史監督)の完成報告会見に登場。木村さんは、共演した市原隼人さんと「LINE」(のID)を交換したと明かし、「こんなCMをやってんだ、とか目にするとうれしくて、(LINEでメッセージを)送ってたんですけど、一切“既読”がつかなくて……。これまずいな、と思った」と苦笑いで告白。続けて「さっきお伺いしたら、(IDを)交換した当時の携帯をぐじゃぐじゃにしてしまったらしく、新機種に変わってました。さっき無事に交換しました」と安堵(あんど)した様子で語り、笑いを誘った。
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会見には木村さん、杉咲花さん、福士蒼汰さん、市原さん、戸田恵梨香さん、三池監督が出席。“座長”としてチームをまとめた木村さんは、「いろんな方が自分と向き合ってくださる作品。スタッフのみなさんが共存してくれている現場にいるということが三池組の一員としての権利なので、それをフルに生かしてずっと現場にいました」とチームワークの良さもうかがわせた。
市原さんは、木村さんについて「こんな座長初めてだなと思ったのが、マッサージする器具を現場に持ってらっしゃって。木村拓哉って人間は、自分のことより周りのことを気にかけている男だ、すばらしいなと感じた」といい、「こういう男になりたいな、こういう振る舞いをしたいな、と思ったのが本当に先輩の方では初めてだった」と絶賛していた。
「無限の住人」は沙村広明さんが1993年12月~2012年9月に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載し、コミックス全30巻で累計発行部数750万部を突破した人気マンガ。08年にはテレビアニメ化もされた。謎の剣客集団・逸刀流に両親を殺された少女・凜(杉咲さん)が敵討ちを決意し、“伝説の人斬り”で不死身の男・万次(木村さん)に用心棒を依頼。亡き妹に似ている凜を見て、万次はしぶしぶ依頼を受ける……というストーリー。4月29日公開。
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