女優の高畑充希さんが27日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で開かれた劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(神山健治監督、3月18日公開)の完成披露試写会に登場した。居眠りばかりしてしまう女子高生・森川ココネを演じた高畑さんは、自らの夢を診断され「自虐的で打たれ強い性格」と指摘されると、「確かに打たれても次の日に忘れるタイプ。ドMなのかな……」と苦笑いだった。
ウナギノボリ
小芝風花、実写映画「魔女宅」から10年
「ひるね姫」は、「東のエデン」「攻殻機動隊S.A.C.」などの神山監督が手がける劇場版アニメで、神山監督が初めて挑むオリジナルストーリーの作品。2020年の岡山県倉敷市を舞台に、父親と暮らす女子高生・森川ココネの家族の絆などが描かれている。イベントには、ココネの父・モモタロー役でアニメ声優に初挑戦した江口洋介さんをはじめ、声優を務めた満島真之介さん、古田新太さん、前野朋哉さん、高橋英樹さん、神山監督も登場した。
高畑さんはココネが見る夢の世界のハートランド国の姫・エンシェンの声も演じており、「岡山弁という方言も、二つの役もとても難しかったです。映画だと江口さんとは家族(の役)ですが、実は(アフレコでは会わず舞台で)初めてお会いして……」と明かし、相手を見ないで演技をする声優の苦労を力説。「声優って恐ろしい仕事。でも楽しかったです」と振り返った。
そんな高畑さんの発言を聞いた満島さんは「高畑さんは、実は(アフレコのときに)僕と一緒にいたんですよ。僕はいなかったことになっていて、少し寂しい思いを……」とからかうと、高畑さんは「ごめんなさい」とフォローに懸命になっていた。
「ひるね姫」は、ところ構わず昼寝をしてしまう女子高生・ココネがある日、最近いつも同じ夢を見ていることに気づくが、窮屈でどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密につながっていて……という内容。高畑さんが森川ココネ名義で主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」も歌っている。
横溝正史の小説を数々映像化してきた市川崑監督による1996年公開の映画「八つ墓村」が、3月19日午後1時からNHK BSで放送される。
俳優の織田裕二さんが熱血漢の刑事を演じて大ヒットした「踊る大捜査線」をはじめとする「踊る」プロジェクトが再始動することが3月18日、明らかになった。
おととしに行われた「第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた藤本洸大(ふじもと・こうだい)さんが、3月15日公開の映画「恋わずらいのエリー」(三木康一郎…
本木雅弘さん主演、周防正行監督・脚本の青春コメディー映画「シコふんじゃった。」(1992年)が、3月15日深夜0時15分からNHK BSで放送される。
山田風太郎の小説「八犬伝」が役所広司さん主演で映画化されることが明らかになった。失明しながらも「南総里見八犬伝」の物語を28年の歳月をかけて書き上げた滝沢馬琴を演じる。