飯豊まりえ:仕事の責任やプレッシャーで「焦り」も 岡田将生に「勇気もらった」

「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」に出演し取材に応じた飯豊まりえさん
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「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」に出演し取材に応じた飯豊まりえさん

 モデルで女優の飯豊まりえさんが、25日に国立代々木競技場第1体育館(東京都渋谷区)で開催された大型ファッションイベント「第24回 東京ガールズコレクション(TGC) 2017 SPRING/SUMMER」に出演し、出演の合間に取材に応じた。雑誌、ドラマ、映画、CMと引っ張りだこの現状に「これからっていう感じで、まだ(ブレークの実感は)できていません。売れたとか感じているヒマがないです」と心境を明かした。

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 また仕事について「ちゃんとしないとという責任を感じたり、プレッシャーを感じています。それに100%応えることができていないから、焦りのほうが強いです。まだ、頑張らないと」と強い責任を感じている様子を見せた。

 転機となった作品を聞くと、岡田将生さん主演で昨年末に放送された連続ドラマ「不便な便利屋」(テレビ東京)のスペシャル版を挙げ、「この作品に出たから、今があると思います。岡田さんから役者としてすごく刺激をいただきました。その時、いろいろと悩んでいた時期で、岡田さんからいろいろな話をしていただき勇気をもらいました」と振り返る。

 清水富美加さんとダブル主演した映画「暗黒女子」(耶雲哉治監督、4月1日公開)では、セレブな女子高生たちが通う女子校で、生徒たちの憧れの存在となっている白石いつみを演じた。「いつみは、けっこう悪女なので、撮影が毎日つらかったです。でもやらないと監督に怒られてしまうので、心を無にして演じていました」と苦笑い。

 劇中では、いつみが所属する文学サークルの顧問、北条先生を演じた千葉雄大さんとのキスシーンもある。千葉さんとは「会うたびにキスシーンをしていました。監督の指示どおりに、がむしゃらに演じました。(試写会イベントなどで)改めて、会うと恥ずかしくて、普通の気持ちでいられない」と赤面。また試写会など公開前に作品を見た人から「たくさんの反響をいただきました」といい、「友達の分も私が頑張らないとなって思っています」と笑顔を見せた。

 この日、取材時には、ストライプ柄のデニム地ガウン、濃紺のデニムパンツ、赤のトップスとサンダルというファッションだった飯豊さん。「赤が効いたコーディネート。ガウンはストライプ柄なので足を長く見せる効果もあります」と解説した。

 またデニムが大好きだといい「ダメージジーンズとか好き。ちょっと擦れたぐらいが好きで、そういうデニムを履いている人を見ると、その人の個性や背景を想像するのが楽しい」と語る。そして「とにかく冷たいものを飲まない。何でも温かくして飲みます」と美容法を明かした。

 TGCは「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、2005年から年2回開催しているファッションイベント。24回目となる今回は、お笑いタレントの小藪千豊さんとフリーアナウンサーの森麻季さんがMCを務め、香里奈さん、山田優さん、河北麻友子さんら約100人がモデルとして出演。人気テレビアニメ「進撃の巨人」とのコラボステージなども行われた。延べ約3万1400人が来場した。

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