榮倉奈々、本物のワニ登場に大興奮 まさかの名付け親に 映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」公開記念舞台あいさつ2

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  女優の榮倉奈々さんが6月9日、東京都内で開かれた俳優の安田顕さんとのダブル主演映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(李闘士男監督)の公開記念舞台あいさつに登場。榮倉さんが演じる妻・ちえが“ワニ(の置き物)に頭から食べられて”死んだふりをするシーンがあることから、本物のワニが登場した。榮倉さんは「すごい。ずっと目が開いている」と大興奮で、水槽に顔を近づけて食い入るように見ていた。

  ワニは、熱川バナナワニ園(静岡県東伊豆町)にいるクチヒロカイマンの雄3歳で、体長は約60センチ。安田さんは「みなさんようこそいらっしゃいました。どうもワニです」とワニ役になりきってあいさつし、観客を笑わせた。

  ワニに名前がないため、出演者で命名することになり、榮倉さんは「片仮名で『ツマフリ』(映画の略称)というのはどうですか。でもこの子を見たらその名前は(奇妙で)かわいそうかも……」と提案。その案が採用されると、榮倉さんは驚いた顔をして「え? そんな簡単に……。いいの?」と戸惑いながらも、気を取り直して「今日から君はツマフリ君で!」と話しかけていた。舞台あいさつには、大谷亮平さん、野々すみ花さん、李監督も出席した。

  映画は、2010年の「Yahoo!知恵袋」に寄せられた「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」という投稿をきっかけに、翌年発売されたコミックエッセーを実写化した作品。バツイチの会社員・加賀美じゅん(安田さん)は結婚するときに、ちえ(榮倉さん)から「結婚して3年たったら、そのまま結婚生活を続けるかどうか、互いの意志を確認しよう」と約束をさせられる。結婚3年目が近づいたある日、じゅんが帰宅すると、ちえが口から血を流し倒れていて……というストーリー。

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