桜庭ななみ、恋人を事故で亡くした女性熱演 映画「有り、触れた、未来」予告編

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  女優の桜庭ななみさんが出演する映画「有り、触れた、未来」(山本透監督)の予告編が2月9日、公開された。

  映画は、「グッモーエビアン!」「九月の恋と出会うまで」などの山本監督が、総勢22人の若手俳優からなるプロデューサーチーム「UNCHAIN10+1(アンチェインイレブン・アシスタント」と共に企画から資金集め、製作まで、自主映画としてゼロからスタート。全編宮城県でオールロケを行った。

  彼氏を事故で失った元バンドマンの女性(桜庭さん)。30歳を過ぎても、ボクシングを続けるプロボクサー(松浦慎一郎さん)とその妻(金澤美穂さん)。1分1秒でも長く生き、娘の結婚式へ出席したい末期ガンと闘う女性(仙道敦子さん)。将来に不安を感じながら「魂の物語」を演じる若い舞台俳優たち。そして、自然災害で家族を亡くし、自殺願望を抱く中学生の少女(碧山さえさん)。妻と息子を亡くし少女の父親(北村有起哉さん)も生きる希望をなくしていたが、傷ついた娘のために、再び生きることに立ち向かいだす。そんな2人を懸命に支える年老いた祖母(手塚理美さん)、優しい親友(鶴丸愛莉さん)と担任教師(宮澤佑さん)。たくさんの人々の思いを受けて、少女の心は、少しずつ変化し始める……というストーリー。

  作品の舞台となる宮城県で3月3日に先行公開。同10日に全国公開。

 

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