佐藤浩市、サプライズの妻からの手紙に感涙 代読した樋口可南子も感涙! 映画「愛を積むひと」初日舞台あいさつ #Koichi Sato #The Pearls of the Stone Man

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  俳優の佐藤浩市さんが6月20日、東京都内で行われた主演映画「愛を積むひと」(朝原雄三監督)の初日舞台あいさつに、共演した妻役の樋口可南子さんらと登場。壇上にサプライズで佐藤さんへ宛てた妻からの手紙が届けられ、樋口さんが代読すると佐藤さんは思わず目を潤ませていた。樋口さんが手紙を読み終えると、佐藤さんは顔を拭いながら「暑いから汗かいちゃってね……」と照れ隠しし、「まさかこんな姑息なことを宣伝部が考えるとは思いもしなかったので、不覚を取りました」と終始照れながら語った。

  樋口さんも時折声を詰まらせながら手紙を代読。「この作品を通じて、命には限りがあると痛感しました。当たり前の日常が突然なくなるということも。そのとき後悔しないように、健康を大事に感謝しながら、大切な家族や大切な人たちとの時間を丁寧に過ごしたいと思います。23年前に浩市さんからいただいたお手紙にあった『僕は一生あなたの味方です』という言葉を今も忘れません……」という文面を読み終えた樋口さんは、「あまりにもいい手紙なので、今日はメークをしながら泣きました。本番どうなるかと思ったけど読めました。こういう人と長く夫婦になれるというのは浩市さんは本当に幸せだなと思うし、私も(夫婦関係を)長く続けていきたいと思います」と感涙していた。

  舞台あいさつでは、1日早い「父の日」のプレゼントとして、娘役の北川景子さんから佐藤さんへラベンダーの花束が贈られる場面も。花束は同じく劇中で娘と父を演じた杉咲花さんから柄本明さんへも贈られた。舞台あいさつには佐藤さん、樋口さん、北川さん、野村周平さん、杉咲さん、吉田羊さん、柄本さん、朝原監督が出席した。

  「愛を積むひと」はエドワード・ムーニー・Jr.さんの「石を積むひと」(小学館文庫)が原作。映画は、第二の人生を送るため東京の工場をたたんで夫婦で北海道に移住したが、妻・良子(樋口さん)に病で先立たれた篤史(佐藤さん)と、良子が病に倒れてこの世を去ってから篤史の元を訪れる人間たちのドラマが描かれている。

 

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