SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第1話 再出発!集う麦わらの一味!
11月3日(日)放送分
話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、実写映画化、アニメ化もされた「ハチミツとクローバー」で知られる羽海野チカさんの将棋マンガ「3月のライオン」(白泉社)です。「ヤングアニマル」編集部の友田亮さんに作品の魅力を聞きました。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
−−この作品の魅力は?
孤独に耐え、将棋という勝負の世界に生きる17歳の少年「桐山零」。ふとしたきっかけで知り合った川本家の「あかり」「ひなた」「モモ」の三姉妹、彼女たちとのふれあいの中で、徐々に桐山の凍てついた心は溶かされていきます。登場人物のすべてが失われた大事なものを、少しずつ取り戻していく、優しい物語です。
一方、将棋の世界は監修に先崎学八段を迎え、プロ棋士の世界も非常に綿密に取材し、将棋の高段者の方が読んでも納得でき、もちろん初心者や将棋のルールを知らない方が読んでも分かりやすく、面白く描かれています。羽海野チカ先生が渾身(こんしん)の力を込めて描く「3月のライオン」ぜひ、一読してください。
−−作品が生まれたきっかけは?
羽海野先生には「勝負の世界」を描いてほしいと、僕(担当)が思っていたことが大きいと思います。あと、僕自身が将棋を好きで学生時代からよくやっていました。将棋の魅力について打ち合わせで羽海野先生に語ったところ、大変興味を持っていただいたことも大きなきっかけだと思います。
−−作品を作る上でうれしいこと、逆に大変なことは?
うれしいことは、僕が世界で一番はじめに「3月のライオン」のお話が読めることです。まだ誰も知らないこの素晴らしい物語を、世界で一番はじめに読めるということだけで、他のもろもろの大変なことはみんな忘れます(笑)。
(大変なことは)テクニカルな問題ですが、物語の流れと将棋の棋譜を整合させるには、かなり苦労します。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
これからの物語は、いろいろなことが明らかになりながら進んでいきます。厳しい展開も、楽しい展開もあると思います。温かく見守っていただければ幸いです。
白泉社 ヤングアニマル編集部 友田 亮
3月のライオン 羽海野チカ 1~4巻 ヤングアニマル(毎週第2・4金曜日発売)で連載中
春場ねぎさんの人気ラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「五等分の花嫁」の5周年を記念した“夢の企画”として、五つ子のアニメイラストをそれぞれ収録したイラストブックが、講談社か…
俳優の鈴鹿央士さんと松本穂香さんがダブル主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「嘘解きレトリック」(月曜午後9時)の第5話が、11月4日に放送された。「人形屋敷」に住む品子を演じる片…
「第26回手塚治虫文化賞」のマンガ大賞に選ばれたことも話題の魚豊さんのマンガが原作のテレビアニメ「チ。-地球の運動について-」に声優として、島崎信長さん、ふくまつ進紗さんが出演す…