女優のともさかりえさんが11日、英国大使館で開かれた宝島社のブランドムック「Cath Kidson」(キャス・キッドソン)120万部発行記念パーティーに出席、トークショーでは、「息子が幼稚園でエプロンが必要な機会があるので、キャスの水玉のエプロンを買ってあげようと考えています。私は男の子が可愛いものを使っているのもいいと思う」と語り、イベント後にも「男の子でまだ、こだわりがないので母の好みを押しつけている感じ。自分好みの男の子に育て上げてます」と子育て論を展開した。
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キャス・キッドソンは英国のインテリア、ファッションブランドで、小花やバラ、野イチゴなどのモチーフが特徴。ノスタルジックなかわいらしいデザインのかばんや小物など、若い女性を中心に支持されている。パーティーではプロジェクターでの投影で、大使公邸がブランドイメージの花柄に変身した。テレビなどでも活躍しているシェフの川越達也さんが招待客に「英国と日本のコラボレーション」をテーマにプロデュースした料理をふるまった。
学生時代から同ブランドの商品を愛用しているというともさかさんは「ベーシックなブランドで、気づいたら身の回りにあふれていました。私も年を重ねて、可愛いものに囲まれて生活するのはいいなと改めて思い、キャスの偉大さを感じました」と話し、「女の人はシビアなので、可愛くても機能面が優れているのがいいなと思います」とアピールした。
ブランドムックとは、デザイナーや新商品などブランドの情報を伝えるムックに、付録としてバッグや傘などブランドのロゴつきのアイテムが付く刊行物。価格は1000~3000円台で、書店のほかコンビニエンスストアでも発売されている。同社が展開する「ブランドムック」のほか、ブランドアイテム付き刊行物は、オリコンが発表した09年の書籍マーケットリポート全体で258万1000部、32億6000万円の売り上げを記録。出版不況が叫ばれる中、好調な売り上げを見せ、社会現象ともなった。3月19日に発売したブランドムック「Cath Kidson “HELLO” FROM LONDON」は、史上最多の120万部を発行。マルチバッグ、ティッシュケース、折り畳みミラー付き、A4変型1500円。(毎日新聞デジタル)