元プロ野球選手の清原和博さんが監督業への意欲を示した。東京都渋谷区で19日に開かれた米映画「ザ・ウォーカー」の宣伝番長就任会見の中で「プロ野球選手になった以上は、監督になりたいという夢は持っている」と語った。また、恩師として森祇晶・元西武監督、リーダーにふさわしい人物として巨人の原辰徳監督の名前を挙げた。
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清原さんは「日本で12人しかいないプロ野球監督になるのであれば、これからそのための勉強をしなきゃいけないと思う」と前向き発言。希望の球団名などは明かさなかった。しかし、「野球界に反抗してきた自分の過去は、ウォーカー(映画の主人公)の生き様に通じるものがある」と自らの野球人生を映画のストーリーになぞらえ、そう表現した。
映画は、本を運ぶため、どんな苦境もたった一人で不屈の精神で乗り越えていく男ウォーカーの姿が描かれている。記者から実在するウォーカーのような人物がいるかと聞かれ、清原さんは「現役では金本(知憲)選手ですかね。40歳を超えても世界記録を続けてくれていた姿には勇気をもらいました。まさにウォーカーそのもの。40歳での1試合は20歳での1年分の価値がある」と敬意を表した。(毎日新聞デジタル)
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