新作ゲーム紹介:「ゼノブレイド」 伝説の剣めぐる大作RPG モノリスソフトの新作

「ゼノブレイド」の画面 (C)2010 Nintendo / MONOLITHSOFT
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「ゼノブレイド」の画面 (C)2010 Nintendo / MONOLITHSOFT

 巨神と機神、二つの神から生まれた生命体が争いを繰り広げるRPG「ゼノブレイド」(任天堂)がWiiで発売される。

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 太古の昔、互いに争って相打ちになった巨神と機神の骸(むくろ)の上に広がる世界が舞台。巨神からは人間の姿をしたホムスや、神出鬼没のノボン、伝説の種族ハイエンターが生まれ、機神からは機神兵と呼ばれる機械生命体が生まれた。巨神の上では長く繁栄が続いていたが、突如として機神兵が襲撃。英雄ダンバンによって機神兵を退けることができたが……というストーリーだ。

 主人公は、神がホムスに与え、ダンバンが使いこなした伝説の剣「神剣モナド」に興味を持つ学者肌の少年シュルクだ。楽観的で熱血漢の幼なじみラインや、シュルクに淡い好意を寄せる少女フィオルンらと共に、故郷を襲撃した機神兵を倒す旅に出る。

 ゲームはアクションRPGで、広大な世界をスムーズに移動できる。地面には高低差があり、落下でダメージを負うことも。町の人々の悩みや願いを聞くと「キズナ」が深まり、住人の複雑なつながりが明かされるほか、仲間同士の「キズナ」が深まると、特別な会話を聞くことができ、意外な一面を見ることもできる。

 移動中に発見したモンスターに攻撃を指示するとバトル開始だ。通常攻撃は自動で行われ、相手との位置取りに集中できる。必殺技のアーツを繰り出したり、最大3人のパーティーで連係攻撃を決めれば、より効果的に倒せる。戦闘中に近未来を予測できる「未来視(ビジョン)」が発動したら、仲間が大ダメージを負う兆候なので、すかさず対応しよう。

 開発はコアユーザーの支持を集めた「ゼノギアス」「ゼノサーガ」などで知られるモノリスソフトが担当。「四畳半神話大系」の浅沼晋太郎さんをはじめ、堀川りょうさん、若本規夫さんら人気声優を起用している。

ゼノブレイド(Wii) 1人用 CEROレーティングB(12歳以上対象) 任天堂 6月10日発売 6800円

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