半分の月がのぼる空:池松壮亮「大切な人を守り抜くお話」 ロマンスアワード受賞に喜び

「第1回ジャパン・ロマンス・アワード」の授賞式に出席した池松壮亮さん
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「第1回ジャパン・ロマンス・アワード」の授賞式に出席した池松壮亮さん

 映画「半分の月がのぼる空」(深川栄洋監督)が14日、「第1回ジャパン・ロマンス・アワード」の「ロマンスクリエイティブ部門(映画)」に選ばれた。授賞式には、主演の池松壮亮さんとヒロインの怱那汐里さんが出席し、池松さんは「本当に大切な人をいちずに思う主人公が、一人のパートナーを守り抜く、そんなお話です」とアピールした。

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 「ジャパン・ロマンス・アワード」は、身近で大切な人の幸せを願い、夢見る気持ちに勇気をくれた“ロマンス力”あふれる商品・サービス、人物などを評価するもので、「ロマンチスト部門」に俳優の石田純一さん、「ロマンスクリエイティブ部門(音楽)」に広瀬香美さんの「ロマンスの神様」など7部門が選ばれた。

 「半分の月がのぼる空」は、橋本紡さんのライトノベル(電撃文庫)で、テレビアニメやドラマ化もされた人気作。肝炎を患って入院した高校2年生の裕一(池松さん)は、心臓を患い、病院生活が長い里香(忽那さん)と出会う。裕一は里香のわがままに振り回されながらも、次第に引かれていく。一方、心臓外科医だった夏目(大泉洋さん)は最愛の妻を救えず自分を責め続け、夏目の腕を頼ってきた患者のオペを拒み続けていた……という物語。怱那さんも「この映画は個人的にも思い入れが深い作品で、こういう形で賞をいただけて大変うれしく思っています」と喜びを語った。(毎日新聞デジタル)

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