女優の小西真奈美さんが24日、小栗旬さんの初監督映画「シュアリー・サムデイ」の完成披露記者会見に登場した。ヤクザから3億円を奪う風俗店員を演じる小西さんは「初めて風俗嬢の役をやらせていただいたんですが、切なく甘酸っぱく撮ってもらいました。ぶざまだけどみんながきらきらしている作品。女性の目線で言わせていただくと、何て素敵な男子たちなんだ、この中に入りたいとあこがれるほど想像を超えてよすぎて、熱く素敵な作品でした」と大絶賛。小栗監督も「新しい小西真奈美さんを見たと言われました」と自信を見せていた。
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「シュアリー・サムデイ」は、小栗さんが4年前に自ら書き上げたプロットを基に、「クローズZERO」シリーズの武藤将吾さんが脚本を担当。「いつかきっと(シュアリー・サムデイ)」という思いを胸に、タクミ(小出恵介さん)ら5人の高校生は、バンドを組みながら平凡な高校生活を送っていた。しかし、ある日冗談半分で爆破予告をし、1人が本物の爆薬を仕掛けたことで大爆発を起こしてしまう。事件をきっかけに、高校を中退した5人は数々の不幸に見舞われ、人生をやり直すための一発逆転を狙って最後の作戦を企てる……という、アクション、サスペンスの要素を盛り込んだ青春ストーリー。妻夫木聡さん、上戸彩さん、井上真央さん、ナインティナイン岡村隆史さんら豪華なキャストも顔をそろえる。
この日は、小栗さん、小西さんのほか、物語の中心となる高校生を演じる小出さん、勝地涼さん、綾野剛さん、鈴木亮平さん、ムロツヨシさんも登場。鈴木さんは「疾走感があって、エネルギーがあって、カッコイイ映画になりました。小栗旬ってこういうベタな青春物が好きなんだな、っていうのが分かる作品です」とアピール。綾野さんは「おれの選んだ俳優たち最高でしょう、ていうのが見える、とにかく監督の役者に対する愛が満ちあふれた映画だと思います。とにかく監督が走り回っている現場で、そういう姿も見て、最後までついていきたいと思いました」と小栗監督への信頼を語った。映画は7月17日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)
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