エヴァンゲリオン:“痛単車”が鈴鹿8耐に参戦 4輪に続き2輪レースにも

鈴鹿8耐に参戦するエヴァンゲリオン初号機仕様の“痛単車”
1 / 1
鈴鹿8耐に参戦するエヴァンゲリオン初号機仕様の“痛単車”

 人気アニメ「エヴァンゲリオン」に登場する「エヴァンゲリオン初号機」が“痛単車(いたんしゃ)”仕様のレーシングバイクとなって、「鈴鹿8耐」の愛称で知られる国内最大級のバイクレース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」(7月22~25日)に参戦することが明らかになった。5月にはすでに自動車レース「スーパーGT」に参戦しており、4輪に続き2輪でもサーキットを疾走する「初号機」の姿が見られそうだ。

あなたにオススメ

 アニメやゲーム、マンガのキャラクターを車体に描いた自動車を「痛車」というが、痛単車はその単車バージョン。“CGアニメ「トイ・ストーリー」や「カーズ」とのタイアップレーシングチームを手がけてきたラナエンタテインメントが、劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボレーションチーム「エヴァンゲリオンレーシング」を4月に結成。紫を主体にしたデザインが特徴的な“初号機仕様”のレーシングカー「エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ」で5月から自動車レース「スーパーGT」のGT300クラスの第3戦から参戦。富士スピードウェイ(静岡県小山町)で行われた第3戦では、「初音ミク」の痛車として有名な「初音ミク × GSRポルシェ」を破り、9位で完走して初陣を飾り、6月にマレーシアのセパンサーキットで行われた第4戦でも8位完走を果たしている。

 2輪レース参戦にあたっては、09年の「鈴鹿8耐」で2位に輝いた「TRICK☆STAR RACING」とタッグを組み、カワサキの大排気量バイク「Ninja ZX−1OR」をベースにデザイン。初号機のイメージカラーである紫に緑色をあしらい、鋭い目をイメージした黄色のヘッドライトが特徴だ。また、走行時には取り外すが、初号機のシンボルでもある角も付けられており、「初号機」の顔が再現されている。ライダーは09年の「鈴鹿8耐」で2位だった武石伸也選手をはじめ、芹沢多麻樹選手、今野由寛選手の3人で表彰台をねらう。(毎日新聞デジタル)

アニメ 最新記事