中村優一:「CGハンパない。劇場版3Dでやりたい」 菌?ドラマ「もやしもん」

ドラマ「もやしもん」の会見に出席した中村優一さん
1 / 1
ドラマ「もやしもん」の会見に出席した中村優一さん

 かわいらしい菌たちが活躍する石川雅之さんのマンガの実写版として8日深夜から放送が始まるドラマ「もやしもん」(フジテレビ)について、すでに作品を見たという主演の中村優一さん(22)は「CG(コンピューターグラフィックス)がハンパない。菌の多さ、立体感が激しくてびっくりした。ドラマとアニメが融合した新しいドラマ。『もやしもん』を劇場版3Dでやりたい」と意気込んでいた。

あなたにオススメ

 「もやしもん」は、イブニング(講談社)で連載中の石川さんのマンガが原作で、累計発行部数は450万部を突破している。農業大学を舞台に、菌を肉眼で見られる主人公・沢木惣右衛門直保を中心に個性的なキャラクターと菌たちが活躍する物語。07年10月にはフジテレビの深夜アニメ放送枠「ノイタミナ」でアニメ化されており、今回は同じノイタミナ枠でドラマ化されることになった。

 中村さんは7日に東京都内のフジテレビスタジオであった会見に出席。菌の姿がCGで描かれるため、撮影では「目線が難しかった」という中村さんだが、「だんだん楽しくなって、家の中でも朝起きたら『おはよー』とか菌と会話してました」と“菌とのエピソード”を披露。「牛の直腸検査のシーンで牛のこう門に腕を肩ぐらいまで入れました。ここはCGじゃないんだって思ったけど、やってるうちに温かくて気持ちいいなと。シーンが終わるまで(腕を)入れっぱなし。心地よかったです」と農大を舞台にしたドラマならではの撮影秘話を語った。

 白衣の下にボンデージファッションを着るセクシーな大学院生・長谷川遥役の加藤夏希さん(24)は、原作のファンでドラマ化されると聞いたとき「やっぱりね」と思ったという。「原作に忠実にやりたいと思っていた」といい、セクシーな衣装のため、「(忠実に)やると見えちゃいけないものまで見えたりして、見えたらあとで処理して」ということもあったという。

 「感謝したい菌は?」と問われた中村さんは「こうじ菌のオリゼー。お世話になったんで」、加藤さんは「ヨーグルトや乳製品を食べるのでビフィズス菌」と回答。また“家で飼っている菌”を中村さんは「L.ヨグルティ。すごくかわいい」、「潔癖症なので“除菌”を飼っています」と答えていた。

 会見には新人アイドルの“タナキョー”こと田中恭子役を演じるアイドルグループ「AKB48」の板野友美さん(19)も登場した。ドラマは8日から毎週木曜深夜0時45分(初回のみ深夜1時)に放送される。(毎日新聞デジタル)

マンガ 最新記事