SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第1話 再出発!集う麦わらの一味!
11月3日(日)放送分
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、天才小説家の顔を持つ主人公が、天才ばかりの学園で繰り広げるドタバタを描いた「R−15」(伏見ひろゆき著、藤真拓哉画)です。角川書店・スニーカー文庫編集部の山口久美子さんに作品の魅力を聞きました。
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−−この作品の魅力は?
主人公が天才ポルノ作家という設定とタイトルの「R−15」が相まって、エロの部分が注目されがちですが、実は作品の一番の魅力は、青春小説であることです。天才と呼ばれる生徒たちが、閃学園という全寮制の学園に入学します。彼らは天才ではあるのですが、突出した才能を持つばかりに、周囲とのいさかいやすれ違いが起こってしまいます。ですが同じ困難に面することで、最後にはクラスの心がひとつになる。そんな良質な青春要素がたっぷり入っている物語が、「R−15」の魅力です。
−−作品が生まれたきっかけは?
「スニーカー大賞」の奨励賞受賞作は、陰陽道を使う少年が主人公という、全然別の作品だったんです。その作品も良質な青春小説であったのですが、キャラクターが少し地味でした。ですのでもっとハジけたキャラクターを描いてみませんか?と私の方から提案させていただきました。その後、10個くらいプロットのやりとりをして、生まれたのが「R−15」でした。
−−編集者として、この作品にかかわる喜び、大変なことについて教えてください。
喜びはなんといっても、一番初めに原稿が読めることです。どのキャラクターも魅力的なので、「早く新刊を読ませてください! あの子とくっつくんですか!」と思ってますので。またイラストを担当する藤真拓哉さんのイラストも、ほれてしまうほど可愛く、どうしてこんなキュートなポーズが思いつくんだろう!?とため息が出てしまうほどです。
大変なことは、このポルノ小説で男子は萌(も)えられるのか!?と毎回悩むので、伏見さんにお任せしております(あ、じゃあ大変じゃないですね)。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
アニメ化企画も進行しておりまして、ますます見逃せない作品となってきております! 10月30日売りの雑誌「ザ・スニーカー」では表紙&巻頭特集もありますので、ぜひごらんくださいませ! 付録ではヒロインの鳴唐吹音ちゃんが、●●な姿になってますよ!(自主規制)
角川書店 第五編集部 スニーカー文庫編集部 山口久美子
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