財前直見:6年半ぶり連ドラ主演 美術品の真贋見抜く40歳独身講師役 NHK「フェイク」

NHKの連続ドラマ「フェイク 京都美術事件絵巻」で、6年半ぶりに主演を務める財前直見さん
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NHKの連続ドラマ「フェイク 京都美術事件絵巻」で、6年半ぶりに主演を務める財前直見さん

 女優の財前直見さん(44)が、来年1月から放送されるNHKの連続ドラマ「フェイク 京都美術事件絵巻」で、6年半ぶりに主演を務めることが分かった。06年12月に第一子となる男児を出産後、初の連続ドラマ出演となる財前さんは「(05年のNHK大河ドラマ)『義経』以来の連続ドラマで、京都での撮影も太秦は21年ぶり。里帰りするような感覚です」といい、今後の撮影に意欲をみせている。

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 「フェイク」は、京都を舞台に、大学の非常勤講師でたぐいまれな目利きとしての顔を持つ浦沢右(ゆう)が、歴史的な美術品の真贋(しんがん)を見抜き、美術にまつわる人間模様と事件の真相に迫るという1話完結型のドラマ。財前さんは、海外で美術の専門家「キュレーター」として活躍していたが、とある事情で帰国した地味で人間関係に不器用な40歳独身の右を演じる。撮影は11月4日から太秦の東映京都撮影所や京都近郊で始まる。

 NHK大阪制作統括チーフプロデューサーの安原裕人さんは「(主人公の)右は少し浮世離れしたところのある女性。それでいて美術品やそれを取り巻く人間の内面を見通す力を秘めており、財前さんの明るさやユーモア、鋭さといった表情豊かなまなざしは、まさに右に通じるものがある」と起用理由を語っている。NHK総合で11年1月4日から毎週火曜午後10時放送で、全6回の予定。(毎日新聞デジタル)

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