映画興行成績:「SP 野望篇」初登場首位 新作が上位占める

「SP 野望篇」の一場面 (C)2010 「SP」 プロジェクトチーム
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「SP 野望篇」の一場面 (C)2010 「SP」 プロジェクトチーム

 1日発表された10月30、31日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、30日に公開された岡田准一さん主演のアクション映画「SP 野望篇」が初登場首位に輝いた。2位は劇場版アニメ「映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?」、3位も劇場版アニメ「怪盗グルーの月泥棒 3D」と、週末に公開された新作が上位を占めた。

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 「SP 野望篇」は、平均15.4%という高視聴率を記録した深夜ドラマの映画版。要人を警護するSPの井上薫(岡田さん)や笹本絵里(真木よう子さん)が、国家を揺るがすテロに巻き込まれる……というストーリー。全2部作の前編にあたり、後編「革命篇」が来年3月に公開される。全国394スクリーンで公開され、初日2日間で観客動員約40万6000人、興行収入約5億3000万円の好スタートを記録した。

 「映画ハートキャッチプリキュア!」は、人気テレビアニメの劇場版第9弾。パリで行われるファッションショーに主人公のつぼみやえりかが参加することになったが、満月の夜にオオカミ男が出るといううわさにフランス中が脅かされていた……というストーリー。女児を中心に約9割が親子連れで、初日2日間で約18万5000人を動員、興行収入約2億円を記録した。

 「怪盗グルーの月泥棒 3D」は、米ユニバーサル・スタジオ初の3Dアニメ作品。月を盗もうとたくらむ怪盗グルーだったが、月を縮ませるための光線銃を強力なライバルであるベクターに盗まれてしまう。グルーは、光線銃を取り戻すために、ベクターの家に出入りする養護施設の3姉妹の里親になることを思いつく……というストーリー。初日2日間で約15万6000人を動員、興行収入約2億4000万円を記録した。

 その他の新作では、人気ホラー映画の完結編で初の3D作品となった「ソウ ザ・ファイナル 3D」が9位に入った。(毎日新聞デジタル)

1位 SP 野望篇

2位 映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?

3位 怪盗グルーの月泥棒 3D

4位 THE LAST MESSAGE 海猿

5位 ナイト&デイ

6位 インシテミル 7日間のデス・ゲーム

7位 エクスペンダブルズ

8位 大奥

9位 ソウ ザ・ファイナル 3D

10位 桜田門外ノ変

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