桜 稲垣早希：蜷川実花撮り下ろしで初の写真集　知られざる素顔も

　アニメ「エヴァンゲリオン」のヒロイン、アスカの物まねで知られ、深夜バラエティー番組「ロケみつ」（毎日放送）でブレークした桜 稲垣早希さんが初の写真集「桜 稲垣早希」（ヨシモトブックス）を12月11日に発売する。映画「さくらん」の監督も務めた写真家の蜷川実花さんによる撮り下ろしで、アスカだけではない稲垣さんの“素顔”も収録されており「私の今までにない面が映し出されていると思います。嫁入り道具としてお見合いをするときがあればこの写真集を持って行くんでしょうね（笑い）」と出来栄えに自信をみせている。B5判96ページで価格は1995円。

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　稲垣さんは07年2月に、相方の増田倫子さんとお笑いコンビ「桜」を結成。07年の「M−1グランプリ」で3回戦に進出するなど活躍。アスカのコスプレ姿で知らない町を旅する深夜バラエティー番組「ロケみつ」でブレークし「吉本べっぴんランキング」2位にも選ばれた。09年末に増田さんがコンビを卒業し、稲垣さんはピン芸人「桜 稲垣早希」として活動している。

　写真集では、花びらが舞い散る鮮やかな色づかいでアスカが操縦するエヴァンゲリオンのコックピットを再現しているカットなどを収録。マンガやアニメについて熱く語る“オタク女子”としての素顔のほか、初公開のアルバムや阪神大震災の時の壊れたメトロノームとともに、自身の生い立ちも語られている。（毎日新聞デジタル）