木村拓哉:「ヤマト」世界に発進! 「うれしくて、うれしくて」 スティーブン・タイラーも祝福

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の初日舞台あいさつに登場した(左から)黒木メイサさん、西田敏行さん、マイコさん
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「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の初日舞台あいさつに登場した(左から)黒木メイサさん、西田敏行さん、マイコさん

 「SMAP」の木村拓哉さんが主演する映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(山崎貴監督)が1日、公開初日を迎え、木村さんや黒木メイサさんら豪華キャストが舞台あいさつした。アジアや欧州での公開が決定し、米ハリウッドのメジャー配給会社からのオファーもあることが発表されると、山崎監督は「世界の人に見せたいという気持ちで作ったので『ヤマト、行って来い!』という気持ちでいっぱいです」と“世界進出”を喜び、木村さんは「日本製のSF作品をどうぞ楽しんでくださいという気持ち。どんな国のどんな方が見ても、いろんなことを感じとってもらえる作品だと思う。年齢も性別も国籍も問わず、みなさんにヤマトという船に“乗船”してほしい」と思いを語った。 

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 舞台あいさつでは、主題歌「LOVE LIVES」を初のソロ曲として書き下ろした「エアロ・スミス」のボーカル、スティーブン・タイラーさんから「拓哉!俺だよスティーブンだよ。公開おめでとう」などとビデオレターも上映され、木村さんはしばし間を置き、「……いや。うれしくて、うれしくて。ホントに大好きなキャストの人たちと大好きなアーティストと一緒に同じ作品に関われたって改めて実感しますし、彼に直接、拓哉と呼ばれることはあまりないと思うので、この映像は大切に持ち帰らせていただきたい」と笑顔。「これからヤマトがどれだけの旅をするか分かりませんが、もっともっとたくさんの方にヤマトに“乗船”していただきたい」と熱い思いを語っていた。

 「SPACE BATTLESHIPヤマト」は、70年代後半にブームを巻き起こしたアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を、「ALWAYS 三丁目の夕日」(05年)などの山崎監督が実写化。西暦2194年、正体不明の敵、ガミラスが地球に侵攻し、その圧倒的な攻撃力によって人類は大半が死滅。5年後、生き残った人間たちは放射能で汚染された地上を逃れ、地下で生活を送る中、元エースパイロットの古代進(木村さん)は、放射能除去装置があるという14万8000光年のかなたのイスカンダル星を目指して旅立つ……というストーリー。

 この日の舞台あいさつには、木村さん、黒木さんのほか、緒形直人さん、高島礼子さん、池内博之さん、マイコさん、西田敏行さんも出席した。(毎日新聞デジタル)

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