杉田智和:アニメ「スノウボールアース」インタビュー 理不尽がそのまま殴りかかる! 不条理な相模逸石への思い

アニメ「スノウボールアース」の一場面(C)辻次夕日郎/小学館/「スノウボールアース」製作委員会
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アニメ「スノウボールアース」の一場面(C)辻次夕日郎/小学館/「スノウボールアース」製作委員会

 「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中の辻次夕日郎さんのマンガが原作のテレビアニメ「スノウボールアース」が、日本テレビ系のアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で毎週金曜午後11時半に放送されている。雪と氷に覆われた地球・スノウボールアースを舞台にしたSF×怪獣×ロボットアクション。主人公・流鏑馬鉄男たちに立ちはだかる怪獣使いの一団・「E-RDEの灯<ヴィエルデ>」を率いる相模逸石を演じるのが声優の杉田智和さんだ。杉田さんは、鉄男に強い憎しみを抱く逸石にどのように向き合ったのだろうか。

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 ◇英雄になれなかった自称英雄

 --「スノウボールアース」で“熱量”を感じたところは?

 相模の持つ内面的な欲望とそれに伴う執念でしょうか。逆恨み、思い上がりといえばそれまでですが、救済されている存在もあるからただの無軌道な悪でもありません。主人公と別方向の英雄になれなかった自称英雄(主人公は英雄そのものを捨てられる器の持ち主だと思います)の行く末は……と、オーディションの段階から気になっていました。

 --ロボットアニメとしての魅力をどのように感じていますか?

 原作者とアニメを制作している監督にこそ聞いてほしい質問です。相模を演じる身としては「それは自分自身です」と答えて、本編でその答えが否定されてスッキリ!というのを期待されているのかもしれないと感じています。どうなるか本編を見てください。

 --逸石はどのような孤独を抱えた男だと分析されましたか?

 自己肯定感は最高ですが、周囲が理解していないし、理解してほしくもないという印象です。いつの間にかテロリストになるタイプですが、子どもたちから慕われているのは真実なので、その辺りが面白くも悲しいところです。

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 ◇勝つのは当然俺だ!

 --逸石は「食えない大人」としての側面と、その裏にある「切実な目的や信念」を感じます。演じる中で大切にしていることは?

 逆に思い通りにいかなくて悶えている子どもに感じます。しかしあの見た目と能力なので、理不尽がそのまま殴りかかってくるような不条理さを念頭に置きました。

 --鉄男役の吉永拓斗さんと共演する中で感じたことは?

 吉永さんは彼が10代の頃共演していましたが、久しぶりの再会でうれしかったです。しっかり欲望と向き合う大人になっていたので、彼のこれからが楽しみです。キャラクターにもぴったりだと思います。

 --第10話では“全面対決”が描かれます。放送を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

 勝つのは当然俺だ! 英雄たる相模逸石なんだよヴァッハァ!!くらいの前情報で良いと思います。お楽しみください。

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