日本エイサー(東京都新宿区)は15日、2画面タッチタブレット液晶を採用したパソコン「TOUCHBOOK(タッチブック)」の新製品「ICONIA」と、円高差益を利用してパソコンを最大1万5000円値引きするキャンペーン「円高パソ安」プロジェクトの実施を発表した。発表会には、お笑い芸人のテルさんが登場し、持ちネタの菅直人首相のモノマネで「円高カン元」を掲げ、「最大1万5000円の“買わせ介入”を行います」と同プロジェクトをPRした。
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菅首相にふんしたテルさんは拍手に包まれて登壇。「内閣支持率はジリ貧状態にありますが、新政策で一石を投じたい」と切り出し、「今、我々は円高に有効な政策を打てていない。そこで、国民の生活の一部であるパソコンを安く入手していただきたい。これがまさに円高カン元です」と掲げた。また、鳩山由紀夫前首相のモノマネで知られるヒヨドリ来留夫さんも応援に駆けつけ、「政権が弱り目にたたり目」であることから左目に眼帯をつけて登場。「このマニフェストは実現できるのでしょうか?」と議論を行い、会場の笑いを誘った。
この日発表された「ICONIA」は、14インチのサイズでは世界初となる2画面タッチタブレット液晶を備えたパソコン。日本エイサーのボブ・セン社長は「パソコンとタブレット端末の間の製品」と説明し、「ゲーム機では既にある2画面をパソコンに取り入れた。もっと楽しい製品を出して、パソコン業界を元気付けたい」と話した。14万円程度の価格で、11年2月以降に発売される予定。(毎日新聞デジタル)
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