高橋愛:モー娘卒業発表後初登場 「いろんな役に挑戦」海外にも 「恋チョコ」制作発表

「恋チョコ」制作発表に登場した「モーニング娘。」の高橋愛さん
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「恋チョコ」制作発表に登場した「モーニング娘。」の高橋愛さん

 9日にアイドルグループ「モーニング娘。」からの卒業を発表した高橋愛さんが20日、ドラマ「恋チョコ」(BS-TBS)の制作発表に登場。卒業を発表後、初めて報道陣の前に現れた高橋さんは「モー娘にいる間も演技の活動をさせてもらって、演技に興味を持った。いろんなことをしたいが、いろんな役にも挑戦していきたい」と女優への思いを語り、「海外に興味があるので、語学の勉強をしてみたい」と海外での活動にも思いをはせていた。 

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 「恋チョコ」は、BS-TBSが森永製菓のチョコレート「カレ・ド・ショコラ」とのコラボ企画で、4種類のフレーバーのある「カレ・ド・ショコラ」の個包装のパッケージをアンドロイド携帯で写真撮影すると、最新のARV技術でドラマが再生されるシステムを採用している。ドラマは「ビタースイートエンジェル」「甘男」の2種類で、同じ物語を目線を変えて2パターン制作し、フレーバーの違ったドラマが楽しめる。ARVとは、BS-TBSがNTTコムウェアと組んだ新しいアンドロイドOS携帯サービスで、Googleの「アンドロイドマーケット」からアプリをダウンロードして使用する。同技術を使ったドラマは初という。

 高橋さんと桜田通さんが主演を務める「ビタースイートエンジェル」は、バレンタインデーを前に、建設中のスカイツリーが見えるカフェで働く文菜の片思いを、町を見下ろす全身真っ白のイケメン天使アンジュが応援するドラマで、高橋さん演じる文菜目線で語られる「文菜の場合」(約13分)と桜田通さん演じるアンジュ目線で語られる「アンジュの場合」(約14分)の“リバーシブル”で描かれる。

 高橋さんは演じた文菜について「感情がうまく出せなくて不器用。自分とはちょっと違うキャラクターを演じることができて、すごく面白かった。私は思ったことが顔に出たり、口に出しちゃったりするので、こういう女の子って可愛いなと思いました」と話し、リバーシブルドラマについて「同じせりふもちょっとニュアンスが違って、そういう体験をしたことがなかったので、頭が良くなった気がします。今どっちを撮っているんだっけと、スタッフも混乱してました。頭をフル回転した感じです」と笑顔で話した。

 ドラマにちなんで、バレンタインデーの思い出を聞かれると、高橋さんは「小学校のころ、近所の子にチョコレートを持っていったんですが、いなくて、その子のお母さんに渡した。何で渡しちゃったんだろう。緊張していたんだと思います」と明かした。桜田さんは「チョコをもらったことがあまりなくて、家族にもらった思い出になっちゃう。積極的な女性もいいけれど、ドラマの文菜はとても可愛いので、自分の魅力が分かっていない文菜のような子募集中です!」とドラマをPRしていた。

 同ドラマは20日から配信開始。個包装パッケージごとに「ビタースイートエンジェル」の「文菜の場合」「アンジュの場合」、「甘男」の「メロドラマ編」「西部劇編」の2種類各2パターンのドラマを見ることができる。その中の「ビタースイートエンジェル 文菜の場合」と「甘男 メロドラマ編」は、2月14日午後7時半から、BS-TBSで放送予定。本編すべてとメーキング映像を収録したDVDは3月30日、3150円で発売される。(毎日新聞デジタル)

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