加藤ミリヤ:渾身の「“ETERNAL HEAVEN” TOUR」 WOWOWで独占放送

ライブツアー「“ETERNAL HEAVEN” TOUR 2010-2011」で熱唱する加藤ミリヤさん
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ライブツアー「“ETERNAL HEAVEN” TOUR 2010-2011」で熱唱する加藤ミリヤさん

 歌手の加藤ミリヤさん(22)が10日、大阪城ホール(大阪市中央区)で、全国ツアー「加藤ミリヤ “ETERNAL HEAVEN” TOUR 2010-2011」の終了公演を行った。WOWOWではこの公演の模様を、24日午後9時半に独占放送する。

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 同ツアーは、オリコンアルバムランキングで首位を獲得したオリジナルアルバム「HEAVEN」を中心に展開。10年11月12日の石川県を皮切りに、新潟県、北海道、青森県と巡り、1月16日には日本武道館(東京都千代田区)で渾身のライブパフォーマンスを繰り広げた。加藤さんは「今日はもう、私が持ってるもの全部出すから、みんなが持ってるもの全部出して!」と約1万人のファンに呼びかけ、メドレーやアンコールを含む全25曲を全力で歌い上げた。

 日本武道館では、これから闘いに出掛ける「戦闘服」をイメージしたという赤のドレスに身を包んだ加藤さんが「武道館行きましょう! ようこそ、楽しんでいってね!」と叫び、続けざまに3曲聞かせた。10~20代女性のファッション・アイコンでもある加藤さんは、炎の演出をバックに「B.F.F.」を歌う際は、全身ファーの衣装で野獣のように激しくパフォーマンスし、「空」の際は羽根を付けた「堕天使」のようなドレスを着て高さ約7メートルの台で歌うなど、ライブでも全6種類の衣装を披露し、独特の世界観を作り上げていた。

 加藤さんは「ショーの中には、私たちが感じている苦しみ、どうしようもない怒り、悲しみが詰まっています。でもその中で見つけた喜びとか、人の愛をすごく感じたりとか、ここに生まれて良かったなと感謝する瞬間とかを表現しています。きっと何かを感じて帰ってもらえると思う」とライブへかける思いを伝えた。アンコールでは、ファンの歌う「Happy Celebration」に思わず涙ぐみ、「みんながいるから私も頑張れる。私の存在を見てもらって、頑張ればいいことあるから、次に会う時までみんな毎日負けないで生きてください」と呼びかけていた。(毎日新聞デジタル)

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