08年に亡くなったマンガ家・赤塚不二夫さんの半生を、担当編集者の目を通して描いた映画「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」(佐藤英明監督)の主題歌用に、人気バンド「ユニコーン」が新曲「ぶたぶた」を書き下ろしたことが22日、明らかになった。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
映画は、赤塚さんの担当編集者だった武居俊樹さんが35年にわたる赤塚さんとの濃い関係について書いた著書「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」(文芸春秋)が原作。映画「踊る大捜査線」シリーズの君塚良一さんが脚本を手がけた。1967年の小学館の入社式に、紫のスーツを着て、マンガ「天才バカボン」の登場人物「イヤミ」に扮(ふん)した赤塚不二夫(浅野忠信さん)が登場し、社員全員で「シェー」のポーズを決めることに。その光景にぼうぜんとする新入社員の武田初美(堀北真希さん)は、その後、赤塚の担当となり、赤塚のハチャメチャな生き方に翻弄(ほんろう)されながらも、名パートナーになっていく……というストーリー。
主題歌は、09年に16年ぶりの復活を遂げて音楽界に旋風を巻き起こしているユニコーンが担当する。幼少期から赤塚作品に触れ、ファンであることを公言するメンバーが、当時の思いをつづりながら主題歌を書き下ろした。ポジティブで遊び心満載のメッセージを盛り込んだ歌詞で映画をさらに盛り上げる。
「ユニコーン」の現リーダーでキーボード担当の阿部義晴さんは「赤塚さんの作品を見ながら作曲したのだ。全国の子どもたちにも聴いてほしいですのだ」と赤塚作品に感化された様子。岡田真プロデューサーは「ユニコーンサウンドのいい意味での『緩さ』や『楽しさ』は赤塚マンガの面白さに通じるものがあるなあ……などと思いながら、ある日CDを聴いていると、ホーンセクションの名称が『天才バカホーン』であることを発見。お願いするしかないと思いました。『ぶたぶた』は素晴らしい曲です。常識や意味の呪縛から飛び出して、子どもも大人もみんなで笑顔で歌いましょう」と起用の理由を説明し、PRしている。
映画は4月30日から全国で公開。主題歌「ぶたぶた」を含むユニコーンのシングルは4月27日発売予定。(毎日新聞デジタル)
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…