告発~国選弁護人:最終視聴率9.8% 田村正和、弁護士役で4年半ぶりドラマ主演

3日に放送された「告発~国選弁護人」最終話「最後の証言」の一場面=テレビ朝日提供
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3日に放送された「告発~国選弁護人」最終話「最後の証言」の一場面=テレビ朝日提供

 田村正和さん主演の連続ドラマ「告発~国選弁護人」(テレビ朝日系)の最終回が3日放送され、平均視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 09年冬から足掛け1年という連続ドラマとしては異例の制作日数を費やして作り上げられた重厚な法廷ドラマ。田村さんは4年半ぶりの連続ドラマ主演で、罪を犯した人間を救うため、報酬は度外視し、真実を見いだすまで闇の追及をやめない静かな炎と、被害者と加害者の区別なく幸せを願う愛を内に秘めた国選弁護人の佐原弁護士を演じ、亡妻の妹・田中純子役の真矢みきさん、佐原の一人娘・鶴子役の相武紗季さん、旧友の敏腕弁護士・岡部雅也役の橋爪功さんが演じている。

 ドラマには、佐原を幻惑する多彩な“悪女”たちも次々とゲスト出演。夫殺しの罪に問われる人妻を木村多江さん、政界の大物とつながり、真実の露見をひそかに妨害する謎めいた女を演じるほか、現政権の秘密を握る財界の大物役で市原悦子さんも登場。さらに、国仲涼子さん、原沙知絵さん、若村麻由美さんといった魅惑的な女性被告たちが、佐原の前に難事件とともに現れる。

 最終回は、岸田麗子(釈由美子さん)の裁判で証言台に立った佐原が、麗子が佐原によって罪人に仕立てられたと主張する旧友岡部と対決。法廷では、16年前の殺人事件で岡部が時効前日に松子(市原悦子さん)から殺人の告白をされたものの、自首を勧めなかったことを知った麗子から脅迫されたことが明らかにされ、麗子は代議士の藤尾定道(浜田晃さん)が指示していたことを告白する。裁判が終えた佐原は、娘鶴子の結婚パーティーに出席する……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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