野猿:“撤収”10周年記念にレコチョクで全50曲配信

「野猿」メンバーの(左から)石橋貴明さん、神波憲人さん、平山晃哉さん、木梨憲武さん、大原隆さん、飯塚生臣さん、星野教昭さん、半田一道さん、成井一浩さん、(しゃがんでる2人、左から)網野高久さん、高久誠司さん
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「野猿」メンバーの(左から)石橋貴明さん、神波憲人さん、平山晃哉さん、木梨憲武さん、大原隆さん、飯塚生臣さん、星野教昭さん、半田一道さん、成井一浩さん、(しゃがんでる2人、左から)網野高久さん、高久誠司さん

 フジテレビ系のバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」のスタッフで構成され、01年に人気絶頂のまま「撤収」した音楽ユニット「野猿」が、撤収10周年を機にレコチョクの着うた、着うたフルで全50曲を9日から配信することが明らかになった。

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 「野猿」は、97年に番組内の「うたばん」(TBS系)のパロディー音楽コーナーでバックダンサーをしていた番組スタッフに「とんねるず」の2人を加えて作った男性13人のユニット。エイベックスから発売した1枚目のシングル「Get Down」はオリコン初登場10位、2枚目のシングル「叫び」は2位を記録し、シングル全11枚はすべてオリコン10位以内、3枚のアルバムも5位以内に入り、合わせて300万枚を売り上げた。99、00年と2年連続で「NHK紅白歌合戦」に出場も果たしたが、01年にメンバーの人事異動を理由に“撤収”という名の解散をし、同年5月13日に代々木第1体育館(東京都渋谷区)で「完全撤収」ライブを行い活動を停止、メンバーは本業に戻った。

 撤収10周年たった今も、元メンバーのうち5人が同番組のスタッフとして働いており、SNSなどでは「撤収10年目に何かあるのでは」と復活を期待する声が多く寄せられていた。今回の音楽配信は「レコチョク」のスタッフから「これまで野猿の曲は配信したことがないので、撤収10周年の節目に配信したい」と持ちかけられ、実現した。

 現在独立してスタイリストをしている元ボーカルで衣装の神波憲人さんは、撤収10周年の節目に配信で野猿の曲が“復活”することに「みなさんゴキゲンいかがですか? 僕は元気でやってます! これからも野猿が皆さんの心に残りますように……」とコメント。同じく元ボーカルで今もアクリル装飾担当の平山晃哉さんは「皆さんお元気ですか? 10年たっちまいました!! ど~しよう……!」とコメントしている。9日から50曲を一気に配信。(毎日新聞デジタル)

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