柳楽優弥:父親になって初の主演作に雪山遭難サスペンス BeeTV「ブリザード」

「ブリザード」でダブル主演する柳楽優弥さん(右)と夏帆さん(c)BeeTV
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「ブリザード」でダブル主演する柳楽優弥さん(右)と夏帆さん(c)BeeTV

 俳優の柳楽優弥さん(20)と女優の夏帆さん(19)がダブル主演を務める本格サスペンスドラマ「ブリザード」が、4月1日から携帯電話放送局BeeTVで配信されることが決まった。雪山で行われたロケについて、柳楽さんは「初日から帰りたくなりました(笑い)」と明かし、夏帆さんは「ここまで寒いと対策しようがなかったですね(笑い)」と振り返っている。

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 本作は、大学の山岳サークルに所属する男女9人が、猛吹雪(ブリザード)により極寒の雪山で遭難してしまい、外界と完全に孤立した状況下で、次々に起きる不可解な殺人事件に巻き込まれていく姿を描いている。撮影は、日本で過酷な山の一つに挙げられる谷川岳や、豪雪地帯として知られる新潟県魚沼市の極寒の冬山で行われた。主演の2人のほか、細田よしひこさん(23)、井上正大さん(21)、與真司郎さん(22)、志保さん(18)、袴田吉彦さん(37)、冨浦智嗣さん(19)、関めぐみさん(25)、五十嵐隼人さん(24)ら実力派俳優陣が脇を固めている。

 柳楽さんは、父親になってから初の主演作となることについて「きっかけになってほしいと思ってます。前は、映画が好きで映画ばっかり頑張っていたので、あまりこういう機会が無かったんですけど、幅を広げて頑張ります。映画へのこだわりは持ちつつも、今まだ20歳だし、若いんだからいろいろ経験を積みたいと自分で思うし、幅広い演技を見せられる役者になる方が、面白いじゃないですか。こいつこんな顔も持ってるんだって」と話し、今後の活動に意欲を見せた。

 夏帆さんは脚本を読んだ時の感想について「結末だったり犯人だったりを全部聞いてから読んだんですけど、それでも『この先どうなるんだろう』というストーリーで、毎回いろんなことが起こって、『犯人は誰なんだろう』『犯人は誰なんだろう』って最後までずっと続いていくので、本当に一話も見逃せないようなドラマになるんじゃないかと思いました」と語っている。

 ドラマは1、2話を4月1日から、3話を2日から配信し、以降毎週土曜に1話ずつ更新される。各話約10分、全12話を予定している。(毎日新聞デジタル)

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