特撮ヒーロードラマ「仮面ライダー」放送開始40周年を記念した映画「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」(金田治監督)の初日舞台あいさつが1日、丸の内TOEI(東京都中央区)であり、主演の仮面ライダーオーズを演じる渡部秀さんや、仮面ライダー1号を演じた藤岡弘、さんら歴代の出演者が登場した。渡部さんは「ずっと仮面ライダーを目指していたので、40周年の記念すべき作品に主演として出られて、うれしい気持ちでいっぱいです」と満面の笑みで話した。「何とも言えない、感無量です」とつぶやいた藤岡さんは「仮面ライダーが勇気や希望や多くの人たちを励ましながら、40年間まだまだ続いている。『仮面ライダーは永遠なり!』と心から願っています。未来を背負う子供たちに多くの勇気を与え、前進してほしいと心から願っています」と熱く語った。
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「レッツゴー仮面ライダー」は、仮面ライダー40周年を記念し、オーズやNEW電王といった“平成ライダー”に加え、1号・2号・V3はじめ歴代ライダー合わせて29ヒーローが総出演する。1号の藤岡さんや2号の佐々木剛さん、V3の宮内洋さんが初めてそろって声の出演を果たしたことも話題になっている。ライダーのほか、70年代のヒーローであるキカイダーやイナズマンなども登場する。
舞台あいさつには、佐々木さん、宮内さん、デンライナーの乗務員・ナオミ役の秋山莉奈さんも登場した。佐々木さんは「みなさんが愛してくれたおかげです。本当にありがとうございました」と頭を下げ、宮内さんは「これから、40年、50年、100年とライダーは生き続けます。どうぞよろしくお願いします」とあいさつし、それぞれの変身ポーズを披露した。渡部さんは「見とれてしまいました。僕も『変身』というひと言が言えることを誇りに思います」と感動し、NEW電王を演じる桜田通さんも「歴史の重みを感じました!」と興奮していた。
3日でテレビシリーズ「仮面ライダーオーズ/OOO」(テレビ朝日系)がちょうど1000回目となることに驚いた藤岡さんは「あっという間。何か熱くなって、自分の中でこみ上げてくるものがありました。もっともっと永遠にライダーが生まれ続け、子供たちを勇気づけてくれればと思います。ヒーローは永遠なり。ヒーローは全世界の子供たちが待っているんだと感じました。これからも多くのライダーが育ちますように」とファンに呼びかけていた。(毎日新聞デジタル)
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