女優で歌手のジェーン・バーキンさんが6日、フランスから緊急来日し、渋谷クラブクアトロ(東京都渋谷区)で、東日本大震災復興支援チャリティーコンサート「Together for Japan」を開いた。招待客600人に盛大な拍手で迎えられたバーキンさんは、曲の合間に「気をつけて」「ありがとう」と日本語で観客に優しく呼びかけながら、「ジェーンB~私という女~」「無造作紳士」など7曲を歌い上げた。バーキンさんのほか、タレントの篠原ともえさんや女優の寺島しのぶさんらも参加し、音楽や朗読、ダンスパフォーマンスを展開。コンサートの模様は、動画配信サイトUSTREAMを通じて全世界に生配信された。
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過去にバラエティー番組でバーキンさんと共演した篠原さんは当時の思い出を語り、「日本で私たちがいてほしいと思った時に、バーキンさんが来てくれてうれしい!」と笑顔で話し、自身の持ち歌2曲を披露した。寺島さんは詩の朗読を披露する前に「この大変な時にジェーン・バーキンさんが“帰国”してくれた。感謝の気持ちでいっぱいです」とバーキンさんに思いを伝えていた。
イベントには、篠原さんや寺島さんのほか、仙台で被災した「COMBOPIANO」の渡邊琢磨さん、「クラムボン」の原田郁子さん、女優の鶴田真由さんらも登場した。原田さんは「ジェーンさんの勇気とアクションで、みんなに会えて幸せです」と笑顔を見せ、鶴田さんは被災者へ「地震が起こった時に本能的に大切だと思う感覚を持った。その感覚を失わず、真ん中に置いて新しい生活を築いてほしい」とメッセージを送り、谷川俊太郎さんの詩を朗読していた。
英国出身のバーキンさんは、68年に渡仏し、映画「スローガン」で共演したアーティストのセルジュ・ゲンスブールさんと結婚。69年に発表した2人のデュエット曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」が各国で放送禁止になるなど話題を呼び、女優、歌手として人気を集めた。99年にTBS系のドラマ主題歌に「無造作紳士」が起用され、04年には井上陽水さんがバーキンさんのアルバムに参加するなど日本でも再び注目された。
会場で受け付けた義援金は「Medecins du Monde(世界の医療団)」を通じて、被災地復興のために寄付される。(毎日新聞デジタル)
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