井川遥:「父親をいとおしいと思うようになった」 連続ドラマ「グッドライフ」会見

「グッドライフ」会見に出席した井川遥さん
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「グッドライフ」会見に出席した井川遥さん

 CMやモデルとしても活躍中の女優・井川遥さん(34)が6日、連続ドラマ「グッドライフ」(関西テレビ・フジテレビ系)の制作発表に共演者らと出席。親子愛がテーマの同作にちなみ自身の父親について聞かれた井川さんは母、姉と女性が多い実家の家族構成に触れ「父親のことをいとおしいというか、いろいろなことを含めて自分の父親なんだなと思うと接し方がずいぶん優しくなりました」と語り、実家の「権力関係」の変化をうかがわせるコメントで会場を笑いに包んだ。

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 井川さんが演じるのは反町隆史さん(37)演じる澤本大地の妻であり息子・羽雲(わく)の母親でもある華織。結婚を機に家庭に入ったものの、家庭を顧みない夫の態度と「よい母親にならなくては」という責任感のはざまで道を模索するという難しい役どころ。

 そんな華織という役を通して「子供と離れてしまった母親、仕事をしている女性が家庭に入らざるを得なかったという人もいると思う。自己実現と掛け替えのない息子とをてんびんにかけるような、いわば『選べない選択』をしなければならないという状況で、(華織が)どう決断をしていくのかを見ていただけたら」と妻、母親そして一人の女性としての視点から見どころを紹介した。

 ドラマは、00年に韓国で発売され、200万部のベストセラーとなったチョ・チャンインさんの小説「カシコギ(原題)」が原作。家庭を顧みなかった父親が、白血病と闘う息子を献身的に看病する無償の愛の物語で、韓国でドラマ化、舞台化され、「カシコギ・シンドローム」と呼ばれるブームを巻き起こした。韓国俳優のパク・ヨンハさんが同作に感銘を受け、映画化を希望したというエピソードもある。主題歌はJUJUさんの新曲「また明日…」が起用された。

 会見には反町さん、息子役の加部亜門ちゃん(7)、榮倉奈々さん(23)、伊原剛志さん(47)、鹿賀丈史さん(60)も出席した。放送は19日から毎週火曜午後10時。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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