女優の榮倉奈々さん(23)が6日、「グッドライフ」(関西テレビ・フジテレビ系)の制作発表に、主演の反町隆史さん(37)らと出席。榮倉さんは、究極の親子愛をテーマにした台本を読み、「1人暮らしが好きなので、(実家に向かう)足が重くなっちゃう……。本当にこの作品でもっとコミュニケーションをとらなきゃって反省しました。信頼してなんでも話せる関係にしたい」と話していた。
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ドラマは00年、韓国で発売され、200万部のベストセラーとなったチョ・チャンインさんの小説「カシコギ(原題)」が原作。家庭を顧みなかった父親が、白血病と闘う息子を献身的に看病する無償の愛の物語で、韓国ではドラマ化、舞台化され、「カシコギ・シンドローム」と呼ばれるブームを巻き起こした。韓国俳優のパク・ヨンハさんが同作に感銘を受け、映画化を希望したというエピソードもある。主題歌はJUJUさんの新曲「また明日…」が起用された。
医療チームの一員で子供の心理社会的支援をする専門職「チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)」の紺野七海を演じる榮倉さんは、実際にCLSに話を聞き「子供に分かりやすく低めの声で(話しかける)と教えてもらった。こういう仕事を視聴者の方に伝えるのも私の役目」と意気込んだ。役柄との共通点については「怖いもの知らずで突っ走っていっちゃうところ。自分を見ているようで怖いです」と笑顔を見せていた。
同作は反町さんの約3年ぶりの連続ドラマ主演作で、反町さんは新聞社の報道記者・澤本大地を演じる。会見には大地の妻・華織役の井川遥さん(34)、白血病になる子供・羽雲(わく)役の加部亜門君(7)、小児科医師・円山湊人役の伊原剛志さん(47)、美術大学の教授で華織の精神的支えとなる雪村慎平役の鹿賀丈史さん(60)も出席した。同ドラマには日本のテレビドラマ初出演となる映画「私の頭の中の消しゴム」などの韓国俳優のチョン・ウソンさんが医師役で登場する。(毎日新聞デジタル)
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