涼宮ハルヒ:最新作「驚愕」前後編セット初版51万部3000部が確定 ライトノベルの最高記録

谷川流さん作、いとうのいぢさんイラストのライトノベル「涼宮ハルヒの驚愕(前)」(左)と「涼宮ハルヒの驚愕(後)」
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谷川流さん作、いとうのいぢさんイラストのライトノベル「涼宮ハルヒの驚愕(前)」(左)と「涼宮ハルヒの驚愕(後)」

 5月25日に前後編セットで発売される人気ライトノベルのシリーズ最新作「涼宮ハルヒの驚愕(きょうがく)」(作・谷川流、イラスト・いとうのいぢ)の初回発行部数が51万3000部(セット)に確定したことが21日、明らかになった。発行元の角川書店によると、ライトノベルの初版の最高記録になるという。

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 「涼宮ハルヒの驚愕」は5月25日に2冊の前後編セット(各300ページ)で発行。今回発表された部数は2冊で1部とカウントするため、実質は100万部以上を発行することになる。最新刊セットの発行部数の確定によって、既刊の部数の積み上げ分を集計した結果、シリーズ累計発行部数は800万部(セットを2部でカウント)になる。世界15カ国で発売されている文庫とコミックスと合わせた累計部数は1650万部を突破する。

 「涼宮ハルヒ」シリーズは、超常現象が大好きという変わった女子高生の涼宮ハルヒが、平凡な男子高生のキョンらと学校非公認の部活動「SOS団」を結成して活動を始めると、不思議な出来事が次々と起こるというSFコメディー。03年6月に第1巻「涼宮ハルヒの憂鬱」が発売され、07年4月に発売した「涼宮ハルヒの分裂」まで、本編はこれまでに9巻を発行。「涼宮ハルヒの驚愕」は4年ぶりの最新刊として注目を集めている。前後編をバラ売りする通常版は6月15日に発売。(毎日新聞デジタル)

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