仁科仁美:「ACの人」でなく名前覚えて 賛否両論も「やってよかった」 

「SHEL’TTER(シェルター) SHIBUYA STORE」のオープニングイベントに登場した仁科仁美さん
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「SHEL’TTER(シェルター) SHIBUYA STORE」のオープニングイベントに登場した仁科仁美さん

 女優の仁科仁美さんが25日、アパレルショップ「SHEL’TTER(シェルター) SHIBUYA STORE」(東京都渋谷区)のオープニングイベントにゲストで登場。母親で女優の仁科亜希子さんとともに乳がん・子宮頸がん検診を啓発するACジャパンのキャンペーンCMに出演した仁美さんは、震災後に大量にCMが放送されたことについて「賛否両論ありましたけど、一人でも『笑顔になりました』って言ってくださる方がいる限り、やってよかったと思う」と胸中を明かした。福島県からの避難所となっている東京武道館(東京都足立区)での炊き出しにも参加したといい「『あっACの人だ』って言われましたけど、『仁科仁美です』って言ったら、『覚えます』って言ってくださるので、良かったかなと思います」と語っていた。

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 オープニングイベントには、モデルの冨永愛さん、メロディー洋子さん、歌手の青山テルマさんも登場し、東日本大震災の被災地支援のため、復興への思いをこめてそれぞれがデザインしたチャリティーTシャツを紹介。冨永さんは「被災地の方たちには、できるだけ笑顔を作って、心安らかな日々を送ってほしい。そのために私たちは頑張ります」と語り、仁科さんも「被災地の方たちに頑張ってっていう言葉は必要ないと思う。自分たちが一番頑張っていると思っていると思うので、頑張るのは私たちであって、笑顔とか希望とか愛とかを忘れずにいてほしいですね」と思いを語った。

 結婚について聞かれた仁美さんは、女優の多岐川華子さんと結婚した兄の克基(まさき)さんをひきあいに、「義理の年下の姉が増えました。私自身の予定はないですね。本当になくて困ってます。母や兄から『お前もそろそろ行けよ』ってチクチク言われてて……」と笑顔で語った。

 「SHEL’TTER SHIBUYA STORE」は、「バロックジャパンリミテッド」が展開するアパレルブランド「moussy(マウジー)」や「SLY(スライ)」など10代後半から20代にかけてをターゲットにした同社の旗艦店。29日に渋谷公園通りに面した「MaMasion渋谷公園通りビル」の1~3階にオープン予定。今回のチャリティーTシャツには、土屋アンナさんらも参加しており、レディースサイズが2900円、キッズサイズを1900円で順次発売。売上金はすべて、被災地復興を支援する目的で日本赤十字に寄付される。(毎日新聞デジタル)

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